【カクヨム】【ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト】人気作【冒頭200文字】!

カクヨム

カクヨム公式による「ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト」の週間ランキングを華麗にスルーして、作品それ自体の継続的人気度をもとにトップ40作品の冒頭200文字を抜き出しました。

抽出条件

抽出基準は以下の通り。

  • ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト エントリー作品
  • 完結済み
  • 8万文字以上
  • 「人気順タブ」上位40作品

この「人気順タブ」が曲者で、★だけではないんですよね。PVやフォロー数も見ているのかな。でもまぁ、公式に「人気だ」と言っているんだからそうなんでしょう。ここを疑っても仕方ないので、それはそれで信じることに。

では、行ってみましょう、冒頭200文字。

先ずは1~20位


異世界ぼっちにフレンド機能は必要ない(カクヨム版)(沙漠未来) - カクヨム
【完結】奴隷の妖狐を買ったので、耳と尻尾をモフモフする

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 学校の教室が眩い光に包まれ、自称神を名乗る声が脳内に響き渡った後。
 閉じていた瞼を開くと、石の壁に覆われた空間が広がっていた。
 いくつかのかがり火によって薄暗く灯されたその場所には、白いローブに身を包んだ十数人の人間、その奥に白髪の老人と金髪の少女。
 あとは、状況を飲み込めていない俺を含んだクラスメイトたちだった。

「な、なんだ……?」

 誰かの一声が、クラスメイトを一斉に騒めかせた


好色冒険エステバン(小倉ひろあき) - カクヨム
エッチで、笑えて、たまにカッコいい。好色冒険ここにあり!

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 俺の名はエステバン。
 ここ、アイマール王国の冒険者ギルドに所属する冒険者だ。

 もともとは日本で冴えない派遣社員をしていた俺だが、神様の手違いとやらで死んでしまい人生をやり直して――いわゆる転生をして29年になる。

 このアイマール王国ってところは、いわゆる『剣と魔法のファンタジー』的な世界だった。
 科学技術は低く、鉄砲や電気の無い『中世ヨーロッパ風』ってヤツだろうか。
 魔法って便利


魔法の廃れた魔術の世界 ~魔法使いの俺は無事に生きられるのだろうか?~(雨露霜雪) - カクヨム
冒険者バトルファンタジーですか? いいえ、まったり系成長物語です!

[ジャンル:異世界ファンタジー]

「姉ちゃんマジ勘弁――イテッ!」
「ブリッツェン、あんた男の癖に途轍もなくダラシないわね」
「ね、姉ちゃんこそ、女の癖に――」
「なにかしら?!」

 整った綺麗な顔から一変して、眉間に皺を寄せた恐ろしい形相でこめかみに血管を浮き上がらせた次女のエルフィが、末っ子である弟の俺――ブリッツェン――を相手に、凄まじく怒気の篭ったネイビーブルーの瞳で睨みつけてきた。

 この小娘の眼力(めぢから)はマ


Fランク魔法使いのオレが、この世界をどうのこうの…(水樹 栄都) - カクヨム
ただ「怠惰に生きたい」と願っただけのFランク魔法使いの冒険物語

[ジャンル:異世界ファンタジー]

――原初の日

 世界には「ニヴルヘイム」と「ムスペルヘイム」の他には何も無かった。ニヴルヘイムには「世界樹」が根をおろしており、やがて「世界樹」にはつがいになった4つの果実がなった。
 果実は育ち、地に落ちた時「エルフ」「ヒューマン」「オーク」「ドワーフ」といった種族が誕生した。

 それと同時に世界には「混沌(カオス)」が生まれた。

――これがこの世界の始まりである。

「だから、ギモ爺!


Justice Breaker(狼狽 騒) - カクヨム
少年は【魔王】となり【正義】を破壊する

[ジャンル:現代ファンタジー]

 七年前。
 クロード・ディエルは唯一の肉親であった母を殺された。
 殺したのは――ロボットだった。

【ジャスティス】

 大国【ルード】にて開発された、正義の名を持つ、直立型の二足歩行兵器。
 その漆黒のボディは闇の中に消えるのには最適なカラーであり、かつ大型にも関わらず静かなことから、敵国は睡眠不足の苦しみを強いられた。また、ジャスティスは設計図などが一切残っておらず、動力源すら分からない


溺れる灰(水園トッ去) - カクヨム
勇者も魔王もいない。暴走する相棒と借金はある。異色クライムファンタジー

[ジャンル:異世界ファンタジー]

   1-1

 エリオットは居酒屋『踊る樽亭』から飛び出した。
 帝国自由都市マリアノフの一画。貧困街カジート地区のルメールダニー通り。街灯のない道だった。衛兵もここにはやってこない。夜の暗さに灯るのは、点在する居酒屋、阿片窟、賭場、故売屋から漏れてくる明かり。
 エリオットは走った。後ろからは強い足音。酔っ払いが追いかけてくる。
 何かを叫んでいるのはわかった。追ってくる酔っ払いは呂律が回っ


異世界を数百個救い続けた勇者の俺は駄女神どもの先生をすることになりました(白銀天城) - カクヨム
お前らマジで駄女神だな!?

[ジャンル:ラブコメ]

 ちくしょうやっちまった。
 世界は無数に存在する。俺はそんな世界を救う勇者として、旅をしてきた。
 その世界を守護する女神達と協力し、時には敵対しながら数々の世界を平和にしてきたのである。
 それがまずかった。

「よろしくしてあげなくもないわよ! わたしの威光にひれ伏しなさい!」

 どんな世界の女神とも協力し、最後には勝利を勝ち取る力。

「まったく、なぜ私が再教育など……とりあえず暑いの


Doggy House Hound(ポチ吉) - カクヨム
荒野で少年は猟犬の名を継ぐ

[ジャンル:SF]

 僕には記憶が無かった。
 僕には過去が無かった。
 スリーパー。つまりは、コールドスリープで『過去』から『今』へやって来た一方通行のタイムトラベラー。それが僕だった。
 スリーパーの八割は記憶喪失で、僕は多数派だった。
 だから記憶が無くて過去が無い。
 そんなわけで起きたばかりの僕は自分の名前すらなく、ここが僕の生きた時代から五百年後だと聞かされても、特に何も思えなかった。
 まぁ、そんなも


転生した魔法少女〜私の領地は私が守護る!〜(F。) - カクヨム
【カクヨムコン4中間選考突破】魔法少女は領地経営に乗り出す!!

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 ——そう言えば、他人のために動いたのっていつ以来だろう。

 酩酊状態のまま、青梅桜子はそんなことを考える。迫り来るセダン、キョトンとした男の子、チカチカと点滅する青信号。

 火事場の馬鹿力というものなのか、桜子の足はいつになく速くアスファルトの地面を蹴り、男の子の元へと到達する。そして力のかぎり強く押した。

 ——ああ、ごめんね。

 何をされたか分かっていない顔の男の子は、次の瞬間、自


ブラッド・バレット・バーサス!―Chevalier―(四ツ谷) - カクヨム
痛快爽快バトルが、今始まる!

[ジャンル:異世界ファンタジー]

「……なんじゃ……真っ赤(まっか)じゃのう……」

 凍(い)てつくようなその夜。
 割れた窓から厳冬(げんとう)の風が、頬を突き刺す。

 数時間前までは、彩りよく飾り付けられていたこの事務所が――
 今は『この世の終わり』と言わんばかりに、荒れ果てしまった。
 壁には無数の弾痕(きずあと)と煤(すす)が刻まれ、焼けた人肉(死)の臭いが鼻をつく。

 そして――そこにワシは……たった一人、倒れ


槍使いのドラゴンテイマー Ⅰ ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~(こげ丸) - カクヨム
偶然テイムしたドラゴンは、神をも凌駕する邪竜だった

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 オレの名前は紅雅穿輝(こうがせんき)。
 子供の頃はカッコいい名前だと思っていたが、今はちょっと厨二っぽいと少し恥ずかしい……。

 先日誕生日を迎え28歳になったばかりで、今は運送会社でトラックの運転手をしている。
 その日もようやく仕事が終わり、一度物流拠点(ロジ)に戻る帰り道だった。

 そしてもう少しで物流拠点(ロジ)につく最後の曲がり角。

 急に飛び出してきたネコに驚きブレーキを踏


星よ きいてくれ(陸一 じゅん) - カクヨム
皇子アルヴィン、頭蓋骨を盗まれ【怪物】となりて。

[ジャンル:異世界ファンタジー]

Pageant《ページェント》
①野外劇。②祝祭日などに催される出し物。おもに宗教劇のことを指す。
]


異世界ダンジョンにコンビニごと転移したら意外に繁盛した(あぼのん) - カクヨム
スタートアップコンテスト中間選考通過作品!仲間の女キャラがクズばかり

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 テレテレテレンテ♪ テレテレテン♪

 入口の方から聞こえるメロディーが深夜の来客を告げる。俺は床清掃の為にかけていたポリッシャーを止めるとレジへと向かった。
 時刻は深夜3時12分、終電が去ってから約二時間。
 これくらいの時間になると来客もほぼなくなり、床清掃や、クイックフードの機械内の清掃などを始めるのだが、ブラックバイトよろしくワンオペだとたった一人の来客でも結構めんどうだったりする。


異世怪ガールズバー『ドゥルキス』(ちーよー ) - カクヨム
あやかし 妖精 人外が織り成す日常を 覗いてみると……

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 広大な領土を有するコルメンス王国には、遥か昔長い戦争の末に分裂していた国を、ある異世界者がまとめ上げた事で無数の街が点在していた。

 その中でも国王が住まわれるここ王都タケルメノの華やかさ賑やかさは、史上例を見ないであろう毎日がお祭りの如く栄華を極めていた。

 それ故に異世界との交流も盛んであり、多種多様な生物が行き交い多種多様な職業を持ち、それぞれのコミニュテイを形成していた。

 これ


祓い屋へようこそ(朝比奈餡奈) - カクヨム
悪霊や妖怪、世の中の怪奇……祓い屋が承ります

[ジャンル:現代ファンタジー]

「鬼門(きもん)、そちらの方はどうですか?」

「粗方片付きました。残りはその悪霊だけです」

 祓い屋の従業員の一人である鬼門(きもん)コウイチが折りたたみ式の大鎌をコンパクトに畳みながら報告する。女性恐怖症である彼は私から少し離れた距離にいる。腕っ節もあり気遣いも良く出来る従業員だが、こればっかりはなおりそうもないな。

「サツキさん!よそ見してたら駄目ですよ!」

 そう杉原(すぎはら)メ


おっさんが回復術師を目指したっていいじゃないか!(悠聡) - カクヨム
ピッカピカの魔法学校1年生は38歳のおっさん!?

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 その年の王立魔術師養成学園の入学式はちょっとした事件だった。

 回復術師科の新入生40人中、女子生徒は39人。しかし残り1人が問題だった。

 多くの女子新入生に囲まれているのは、あからさまに場違いな大男。名前はハイン・ぺスタロット。38歳のおっさんだった。

「保護者かしら?」

「でも1年生のローブを着ているし……」

 厳かな石造りの講堂、学園長の長々とした挨拶になど聞く耳も持たず、居


ダン・ディ!~その男、ダンジョンディガー~(栄織タスク) - カクヨム
ダンジョンほろうぜ(物理)

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 土を掘る。
 掘った土を外に放る。
 穴が出来る。
 更に掘る。
 深くなる。

「ぜっ……ぜっ……」
「息が切れてきたな。休憩を入れようか」

 そう言ってくる男は、自分と同じだけかそれ以上の作業を続けているのに息ひとつ切らせていない。
 カドモス・カルリザは手に持っていた大型のスコップを放り出すと穴から這い出し、地面に大の字に倒れ込んだ。
 空は嬉しくなるほど青い。
 近くにあるのは麦畑。


砂の伝説(はとり) - カクヨム
架空神話×異種族恋愛譚。人族と竜族の絆を描く、幻想ファンタジー。

[ジャンル:異世界ファンタジー]

「これは……『人間』ではないか!」

 悲鳴にも近く上げられた叫び声に、幾つもの目が彼女を射る。
 彼女はただ、かぶりを振り続ける。

「違うわ! わたしは、わたしは」

 身に憶(おぼ)えのない事だと、否定したかった。しかしその言葉は、どうしても喉から上には出てこない。
 結果と銘打(めいう)たれた、厳然たる事実がそこに在(あ)る。

「……貴女(あなた)は、人間と契りを結んだのか?」


One For All ~勇者へ繋ぐ世界のどこかで~(ヒダカカケル) - カクヨム
勇者と魔王の世界に生きる、勇者じゃない“誰か”達の物語

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 夕刻を過ぎた砦は、今日も襲撃を撃退した。
 幾度もの襲撃を助けられ、奮い立ち、運の良さにも拾われながら一人の若い新兵は疲れ切って壁に身を預けていた。
 物見櫓(ものみやぐら)から見下ろした中庭には、死が満ちていた。
 死んだ兵士の骸は、埋葬する事もできていない。
 一ヵ所に集めて布をかぶせておくだけが精一杯で、それすらも今日の昼には行き届かなくなってしまった。
 城門には……奇妙なほど大きな、


浮遊する僕らと要塞のファンタジア(成井露丸) - カクヨム
――空中要塞、波動砲、空から降る少女。

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 巨大な要塞が王都の上空に浮かび上がる。その影に覆われた人々は恐怖に震え、理性を失い、混沌の中へと走り出していた。

 押し付けた僕の唇は、柔らかな弾力で受け止められる。紅い唇は微かな震えを僕に与え、その呼気が微かに口腔へ広がっていく。少女のくぐもった声が漏れた。僕は、一つ年上の姉だった人の両肩を、大通りへと続く路地の石壁へと押さえつける。彼女の両腕が僕の腰回りにそっと触れた。

 抑圧していた

次は21位~40位


DUNGEONS & LIARS - 迷宮が暴く君の嘘 -(日下部慎) - カクヨム
“物語”を取り戻す! 物語を愛する全ての人に送る、珠玉のファンタジー。

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 どうやら俺は異世界に来てしまったようだ。

 いつも通りに寝て起きたら変な所にいて、なんだかよく分からんモルモットみたいな扱いを受けたと思ったら、冒険者と一緒にダンジョンへ潜って探索しろという。

「いや、さすがに? スマホもパソコンもない世界に用はないんだけど?」

 当然、俺は日本へ帰らせろと要求した。

「すまないが、元の世界には帰れない。少なくとも私はその方法を知らないのでな、諦めてく


歴史改変ファンタジー!天寿を全うしたら美少女閻魔大王に異世界に転生を薦められました~in戦国時代~(常陸之介寛浩★他サイト読者賞・金賞W受賞) - カクヨム
【160000PV超】HJネット小説大賞2018一次選考通過作品

[ジャンル:歴史・時代・伝奇]

主人公プロフィール
三上龍之介100歳
100歳の誕生日を迎えた翌日の朝、安らかに息を引き取った
武道マニアであった
剣は鹿島神道流・香取神道流・二天一流・柳生新陰流等々・居合い、抜刀術マスター
槍は宝蔵院流
弓矢・火縄銃・合気道・空手・柔道・忍術道等々
ライフル射撃・猟銃
ありとあらゆる武術をマスター武芸百般!平成の剣聖・剣豪・武士・塚原卜伝の生まれ変りの異名を持つ
その反面、柔軟であり若者文


逃げるっ! 勇者っ!(綾部 響) - カクヨム
勇者は、勇者のまま……魔王になって行く。

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 歪な木々が鬱蒼(うっそう)と生い茂った森に、強烈な閃光が走った。
 それと殆ど同時に、辺りを劈(つんざ)く轟音が鳴り響く。
 轟音は樹々をなぎ倒しながら爆風を呼び、周囲を一瞬にして何も残す事の無い荒野へと変容させてしまった。

 ……いや、何もない……と言う事は無かった。

 事の発端……その爆心地には、この惨状を引き起こした張本人達が、そんな事など気にした様子もなくそこに居た。……いや……戦


異世界湯けむり英雄譚♨ ~温泉は世界を救う~(灯色ひろ) - カクヨム
秘湯混浴で世界を救う、肌色成分多めな異世界入湯ヒロイックファンタジー♨

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 温泉に浸かっていた。
 秘湯である。
 ポカポカして、身体が芯から温まるようなお湯。
 廃墟と化した神殿の奥に存在し、聖都に控える『聖女様』に認められなければ入ることも出来ないという、まぎれもない秘湯中の秘湯だ。

 ああ、ここに来るまで本当に長かったな……。
 突然この異世界に飛ばされて。
 野を越え山を越え谷を越え海を越え砂漠を越え。
 たくさんの国に行って、たくさんの秘湯をめぐってきた。


闘仙クヌギは鬼よりこわい(栄織タスク) - カクヨム
現代に再び現れた仙人と妖魔。彼らは戦う、命を代価に。

[ジャンル:現代ファンタジー]

 いつからか、インターネットの裏の裏。
 違法サイトの奥底に、こんな一文が書かれているとか。

『あなたの憎悪(にくしみ)、代行します。お代はあなたのその命だけ』

 疑いますか?笑いますか?あるいはそれとも、縋ってみますか?
 命を賭けても惜しくないほどの、あなたの憎悪。こちらに託してみませんか。

 東京府。
 二度目の遷都で首都としての立場を喪いましたこの街は、違法と合法の妖しく入り乱れる


罠食え!~トラップ・コンクエスタ!~(栄織タスク) - カクヨム
ダンジョンには夢と危険が詰まっている!罠を食らって踏破を目指せ!

[ジャンル:異世界ファンタジー]

「もう嫌だ!冗談じゃない!」

 具のないスープが入った木の器を投げつけて、ジッツは叫んだ。

「このガキ!何しやがる!」
「うるさい!自分たちだけ肉入りのスープを飲みやがって!末っ子だからってこんな扱いをいつまでも我慢してると思うなよ!」
「生意気なんだよ、お前は!」

 父が亡くなってから、家督を継いだ長兄による弟たちへの虐めはひどくなる一方だ。
 六人の兄と、三人の姉。十人目の息子であるジ


治癒師と魔剣(一式鍵) - カクヨム
人は龍の屍の上で、幻想という現実に生きる――レトロ・ハイ・ファンタジー

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 未曽有の大災害(セレンファクサランス)の終息より812年が過ぎた。それはつまり、紫龍(セレス)の封印から812年が経過したということであり、この大陸ができてから812年目であるということでもある。

「なるほど」

 白い甲冑を身に着けた、白髪に青い瞳の長身の青年は、静かに頷いた。白い肌は艶やかで、その長身さえなければ女性と見間違えても致し方ないほどの女性的な美貌の持ち主でもあった。

「それ


お探しのページは移動または削除されました - カクヨム

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 真っ赤だ。

 空は業火の炎で。

 地面は多くの死者の血で。

 まるで、一面に紅い彼岸花(リコリス)が咲いているかのように。

 全てが赤く染まっていた。

 そんな死体だらけの真ん中に、一人の女がいた。

 銀の長い髪を風に揺らし、銀の瞳は涙で霞んでいる。

 彼女は負の感情の入り混じる透明な声で、一文字ずつ口を動かす。

「うそつき」
]


幼馴染に告白したいのに、金髪美少女(子持ち)が全力で迫ってくる(向原 行人) - カクヨム
幼馴染の事が好きだから、僕は昼夜問わず迫ってくる金髪美少女に負けない!

[ジャンル:ラブコメ]

「明日香。僕は、前から君にずっと言いたかった事があるんだ。それは……」

 好き。
 小学生の頃から一緒に居る幼馴染みの少女を前に、たった二文字が言えずに僕は口籠る。

 しっかりしろ、川村優斗!
 明日香と同じ大学に合格したら告白するって決めたんだろ!? そのために必死で勉強したんだろ!?

 今、僕と明日香が居るのは、伏見稲荷大社という大きな神社の中にある、人気の無い静かな池の前だ。
 池の


界変のアルテントロピー(芳蓮蔵) - カクヨム
すべてのファンタジーを統べる、新世界SF奇譚。

[ジャンル:SF]

 好きの反対は、嫌いじゃなくて無関心――そんな言葉を言う人がいる。もしそれが本当だとしたら、僕らの未来は絶望的だ。
 だって僕らが泣いても、笑っても、怒っても、喜んでも、この世界は驚くほど僕らに無関心で、ちっぽけな人間になんて目もくれない。それが現実。だから未来に希望なんて無い。

 最初に神様を考えた人は、きっとそれに気付いてたんだと思う。世界を創ってその意思を伝えてくれる、そんな存在がいれば


俺が歩いたら草も生えない!? 近江商人は天下を取る(悠聡) - カクヨム
売り手良し、買い手良し、世間良し。愚直な商売で元禄の世を成り上がれ!

[ジャンル:歴史・時代・伝奇]

「これが琵琶湖(びわこ)か……やっぱでかいな!」

 山頂から眺めると、そこには田園と青に輝く巨大な湖水が広がっていた。

 山腹までのロープウェーでも見事な大平原を楽しめたが、この風景は格別だった。

「なになに、ここ八幡山(はちまんやま)城はかつて豊臣秀吉(とよとみひでよし)の甥、豊臣秀次(とよとみひでつぐ)の居城であり、商業と文化を大いに発展させた……と」

 俺はスマートフォンの画面で観


未来桃太郎(時流話説) - カクヨム
むかしむかし―――ではない、千年後に始まる、新たな桃太郎伝説。

[ジャンル:現代ファンタジー]

俺たちのご先祖サマが人間の世界に旅立ったという話は、俺が餓鬼(がき)の頃から寝る前によく聞かされたものだった。

幼い頃。
餓鬼(がき)の頃。

それこそまだ角(つの)も生えてない赤子の頃から聞かされたらしい。
だからこそ、覚えているのだが。
覚えて記憶にとどまっていることには感謝したい。

そして、それはこの魔界では決して珍しいことではなく。
物心つかない、なかなか眠ることができない子を寝かし


転生幼女 信長の下克上!(寛喜堂秀介) - カクヨム
殺伐とした平安時代末期(せいきまつ)に戦国の魔王が!

[ジャンル:歴史・時代・伝奇]

 時は天正(てんしょう)10年6月2日。
 黎明(れいめい)の都に、運命の雄叫びが、怒涛となって押し寄せた。

 本能寺の変。
 天下人、織田信長に対する、家臣、明智光秀の謀反(クーデター)だ。

 万を越える明智の軍兵が、信長の宿所、本能寺に押し寄せる。
 ほどなくして火の手が上がった。炎は見る間に本能寺を呑みこみ、燃えさかる。

 朱(あけ)の光が、都の空を染める。
 その中で、戦闘はなお


石炭と水晶 或いは百万丁の花嫁(小稲荷一照) - カクヨム
百万丁の小銃ってのは個人が抱えるにはちょっとばかり重すぎる荷物だ

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 春。
 高圧水素の振動的な熱流動を運動に変える新しい機関が組み上がった頃にリザ・チェルノ・ゴルデベルグはやってきた。

 昨日のうちに狼虎庵のソラから連絡があってデカートからストーン商会の商隊がヴィンゼについたという知らせがあった。
 商隊は荷車で四台がデカートからヴィンゼの町に着いて、狼虎庵で馬を休ませたらしい。
 頼んでいた荷物がそんなに多かっただろうかと思ったが、鉱石の類は嵩より重いのは


Eクラスの怠慢超能力者(朶谷かるふ) - カクヨム
最底辺のEクラスに所属する彼は、時々本気をだすらしい?

[ジャンル:現代ファンタジー]

 そう遠くない過去の話。
 この世界では、語り継がれる大戦が永い永い、刻を支配していた。
 三つの勢力に別れ、泥沼化した戦い。
 ナミア連邦、ステミニティ共和国、そして日本。
 それぞれの勢力が持てる力の全てを投入して、半世紀に渡り戦火を交えた。
 大戦における主な戦力は『超能力者』だった。
 超能力が科学的、あるいは化学的に証明され、ついには戦争の道具にまで使用されるようになったのだ。
 超能


天哮丸戦記(五月雨輝) - カクヨム
その剣を握った者は天下を得る! 伝説の宝刀を巡る戦国冒険活劇

[ジャンル:歴史・時代・伝奇]

登場人物一覧です。
モブ的なキャラまで入れています。
ただ、ネタバレ的要素もありますので、できれば中盤ぐらいまで読んだ後にご覧ください。

城戸礼次郎  

諱は頼龍。河内源氏の宝剣にして伝説の魔剣、天哮丸を代々守護して来た上州源氏城戸家の嫡男。第十七代目。
徳川家康によって城戸家を滅ぼされた事により、その運命は大きく変わり、天哮丸を巡る戦いに身を投じることになる。
真円流と言う異端の剣術流派を


猫の召喚士(NEO) - カクヨム
全ての猫好きに捧ぐ……

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 我が輩は……何でもない。とにかく猫という生き物だ。人間が勝手に呼んでいるだけだがな。世の中には、ノウノウと人間に飼われている者もいるようだが私は違う。都会の片隅にささやかな縄張りを持つ、人間流に呼べば野良猫というやつだな。
 猫といえば夜に行動すると思う人も多いと思う。まあ、実際そうなのだが昼間にも動く。縄張りのパトロールはこまめに行う必要がある。特に、淑女が発情期を迎えるこの時期、どこからと


適当に買った白い蛾のペンダントが喋ったと思ったら、俺の領地の発展のためにチートなアドバイスをしてくれる本物のラッキーアイテムだった件について(青猫海葉) - カクヨム
トラウマと迷信を失われた技術で打ち破れ!

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 キャノピ越しにアルノーがこれから駆(か)け上がる紺青(こんじょう)の空と、青く輝く水平線が見える。その手前には、潮風のせいで白茶けた木製の飛行甲板(ひこうかんぱん)。アルノーは飛行前にパイロットがやるべき計器の最終確認を終える。エンジン、武装共に問題なし。後席の航法士(こうほうし)が、問題なしと報告するのを聞き、アルノーは管制(かんせい)に通信を入れる。

「ファフニール隊3番機、発艦(はっか


眠る大陸ー人は龍を殺せるかー(一式鍵) - カクヨム
悪魔たちの囁きと、純潔なる祈りと――少年たちは龍という名の世界に挑む。

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 世界に六つの大陸があった頃。創世より一万数千年を経た頃。

 世界は概ね平和であり、人々は概ね満たされていた。大国間の戦争はかれこれ数十年は起きておらず、人々は文明を進歩させることに躍起になっていた。高度に発達した魔法を元に作られた都市国家はますますの発展を遂げ、人々の多くは労働という概念から解放されていた。

 百年前の人々にしてみれば、現在の人々のありようはまさに桃源郷のそれであった。戦争


NiLMaNa-ニルマナ-(沙漠未来) - カクヨム
【完結】亜人、ダンジョン、パーティー、神狩り

[ジャンル:異世界ファンタジー]

 神々が気まぐれに造った庭のひとつを、人々は森と呼ぶようになった。
 三十メートルはある高木の群れが空からの光を吸い上げる。薄暗い林床では獣が呻き、鳥が喚き、何かの不気味な音が谺(こだま)する。まさに神秘的な大自然だと、初めて訪れる者なら息を呑むだろう。しかし、森の中央には、自然と対照的な人工的建物がそびえ立っていた。

 まるで空を目指すように高くそびえ立つ円筒型の巨大建築物。
ダンジョン――

40作品立ち読みしてみて

私の作品も二作品含まれていました(゜¬゜) 「眠る大陸」と「治癒師と魔剣」ですが。

私の作品はとりあえずおいといて、「やっぱうまいなー」というのが殆どですね。稀に人物紹介だったり、情報が極端に少なかったりもしていますが、文章になっているものについては200文字でいろいろ想像できちゃうような作りになっています。「何がいて誰がいて何をするのか」または「そこはどんな世界なのか」が見えるんですね。

これはつまり、読者というそれぞれの個人に対して「うちはこういうメニューがありますよ」と提示しているのに等しくて、読者は「なるほど、あ、ならいただきます」となるか「ごめん、これは多分好きじゃない」となるか。その判断の余地を与えられるというわけです。後者は残念ですが、その状態で無理くり読み進めてもらっても、お互いにとってあまり建設的じゃない。であるなら、早々に離脱していただいた方が、読者さんという貴重なリソースを他の作品に回すこともできる。

最悪なのは「どんな料理が出てくるかもよくわからないメニュー」を提示することです。そんなものを見せてしまったら、判断さえしてもらえず席を立たれてしまうでしょう。これはお互いにとっての不幸です。本ブログでも度々お伝えしている通り、冒頭200文字(文庫本5行程度)は非常に重要です。磨き抜きましょう。

上記40作品から趣向に合致した作品を見つけ出していただけたら嬉しいです。ぜひご参考までに!

それでは良き執筆ライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました