【ホラー長編】【★100以上】冒頭200文字一覧【2019/05/21データ】

エッセイ

苦手な人も多い「ホラー」ジャンルの登場です。他のジャンルについてはこちらでまとめてあるので是非見てみてください!! ちなみに私は「美味兎屋」っていうシリーズのホラーも連載しているので、ぜひ見てみてね!!(宣伝) ちなみに私が一番好きなホラー作家は、小林泰三やすみ御大にございます。「玩具修理者」とか有名でしょ。

さて、では例によって抽出条件の確認です。

  • ホラー
  • 完結済み
  • 長編(8万文字以上)
  • ★100以上

ちなみに★を無視した8万文字以上作品・完結済みは全部で292作品あります。で、★100以上となりますと、23作品。上位10%以内に入れる、ということですね。なので、★100個はすごいのです。ちなみに1件だけデータが取れなかったので、今回掲載するのは22作品ということになります。特殊文字入っているとデータにならないっぽい。

あなたのお持ちの独自ドメイン、全て利用できます!

ホラー長編・冒頭200文字!


コンビニで夜勤バイトを始めまして。(天野 アタル) - カクヨム
【書籍発売中‼︎】俺のバイト先が、ものすげえヤバい……。

「んー、もう一度訊くけど、ほんとにいいの?」
「はい?」

 ボールペンを器用に指でクルクル回しながら、汗でテカついた顔で俺に訊ねるのは、俺の面接相手。ニコニコマートという、ちょっとマイナーどころのコンビニの店長。

 某県、某市、某所のコンビニでアルバイトをする為、俺はたった今、面接をこの汗で顔が異常に輝いているバーコード頭のおっさんに受けさせて頂いていたわけだけど。何か問題でもあったのだろ


常夜ノ国ノ天照(モロクっち) - カクヨム
トザイトウザイ。ご覧にいれるは、チョイトわけあり常夜ノ荒事。

 もう疲れた。疲れ果てた。こんな世界など、ぐちゃぐちゃに潰れて消えてなくなってしまえばいいのに。
 眠りに落ちる前、彼女はそんなことを考えていた。
 火野坂(ひのさか)暁(あきら)が、普段考えもしないことだった。彼女らしくもない考えは、真っ暗な眠りに落ちてもくすぶり続けていた。だからきっと、異様な夢をみてしまったのだろう。
 暁の夢の中にあらわれたのは、細長く背の高い、謎めいた円柱(ピラー)だ


オールザサッドヤングメン(キタハラ) - カクヨム
神様はいますか? 残念ながら、留守です。生き残れるのはどこのどいつだ?

 目の前にある死骸をどう処理すればいいのかわからない。幸一郎は立ちすくんでいることしかできなかった。死んでいるのは父親が可愛がっていた犬だった。柴犬で、まだ小さかった。名前はコウといった。
 犬が現れるまで、彼は父に、コウ、と呼ばれていた。家の者たちも「コウちゃん」と呼んでいた。いま彼は、幸一郎、と呼ばれていた。父がそう呼ぶと、他の者もみな、「幸一郎ちゃん」と呼ぶようになった。家だけではなく、学


限界集落・オブ・ザ・デッド(ロッキン神経痛) - カクヨム
恐れと鍬を捨て、死者と戦おう。

 中山間地にある町、木帰町(きがえりちょう)は、町民の数わずか五十四人、平均年齢七十歳の限界集落である。

 木帰町の存在する小さな盆地の中には、一面の田畑が広がっており、もし町を上空から見れば、その緑の絨毯の上にほんの数軒、民家の瓦屋根がごま塩のように点在しているのが確認出来ることだろう。

 しかし、それもほんの数軒である。というのも、この町の住民の大半は、なだらかな平地では無く、山の斜面に


ブラックホール・ブラックアウト(神谷ボコ) - カクヨム
「最初の1体」は、2016年6月、ブラジル北東部マナウスに現れた。

 2020年7月――
 東京での56年ぶりのオリンピックは、いまだ開催されていない。

 日本という国が潰れたわけじゃない。
 他の国と戦争を始めたわけでもない。

 いや、後者は……半分正しい。
 だけど半分は、間違いだ。

 日本は、というか世界は――ある敵と戦っていた。
 4年前、何の前ぶれもなく世界各地で人類を襲い始めた――正体不明の怪物どもと。

◇ ◇ ◇ 

「最初の1体」は、20


帝都つくもがたり(佐々木匙) - カクヨム
百物語にどこか足りない、夕闇の中の恐怖譚

 関の馬鹿がまたも僕、大久保純の静かな思索の場をぶち壊しにやって来たのは、梅雨もそろそろ明けたかという時分の頃だった。帝都・東京の片隅にある、我が家での出来事である。

「やあやあ、元気にしているか、大久保」

 夏らしい開襟シャツにカンカン帽。分厚い眼鏡、首からは写真機(カメラ)をぶら下げて、関信二はどこから見ても怪しいブン屋以外の何者でもない。少しは慎みを持って隠すべきだと僕は思う。

「人


北陸クトゥルフ紀行(仮)(大滝 龍司) - カクヨム
本家から借りるだけじゃない、日本独自のクトゥルフ神話を書きたかった。

 夢の中で、俺は血だまりから山壁日也の生首を拾い上げた。
「真舘、そろそろレストアの時期じゃないか」
 首だけの山壁が俺に語りかけてくる。
「これは俺の夢なんだ」
 そう呼びかけても、返ってくるのは要領を得ない言葉だけ。
「あー、おととい予定をいれておいたんだっけ」
「宵満を知らないか」
 服に血がつかないよう注意しながら、もう一つの生首を探す。ここで山壁と共に死んでいたもう一人の友人、宵満惇の


神送りの夜(千石杏香) - カクヨム
消えた神社。そこには、海から来た神が祀られていた。

夜はまだ明けていなかった。

空は漆黒(ぬばたま)の闇に濃い藍色が融けていた。

青黒い闇の中で、海原は轟音を上げていた。荒々しい波は、浜辺へと幾重(いくえ)にも押し寄せ、砕け散っては凪(な)ぎ、間髪を入れず再び押し寄せる。激しい潮騒(しおさい)と、冷たい風音(かざおと)のみが永久(とこしえ)に鳴り響いていた。

一年で最も長い夜が明けようとしている。

冬至の日が近づくと、わたしはこの沙浜(す


ムルムクス(角川スニーカー文庫) - カクヨム
始められた物語は、必ず終わらせられなければならない。

 <逆位置:幸先悪し 衰退する 調和が崩れる>

 夢から醒めると、いつも「ずいぶんと荒唐無稽で脈絡のない話だったな」と思う。

 特になんの理由付けもなく空を飛んでいたり、軽快に水の上を走ってみたり、かと思えばフラグも伏線もなく唐突に横合いから鉄パイプに包丁を括りつけた槍を持った異常者が現れて、すごい勢いで追いかけてきたりもする。さっきまで風のように颯爽と駆けていた足は急に萎えて、走るどころ


血眸 ~暗澹たる日々~(雪車町地蔵(そりまち じぞう)) - カクヨム
焼け付くような赫い眸が、くらがりからジッと覗く――

 ――彼らを襲った残酷な悲劇は、忘れ去られることはない。
 〝暗澹(あんたん)たる日々〟と、彼らが呼んだその出来事のすべては、貪(むさぼ)られるゆえに忘れ去られることすらないのだ――

◎◎

 近衞(このえ)一可(いっか)が玖契村(クチギリムラ)にやってきたのは、ひとえに祖母の――母方の祖母の葬儀に出席するためだった。
 一可は今年で26になる。対して彼の祖母、近衞美千代(みちよ)は101歳と


格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ(うみ) - カクヨム
桃源郷バージョン投稿開始しました。ムフフ度とラブ度が大幅アップ!

 ああ。いい湯だ……
 俺こと筒木勇人(つつきゆうと)は格安温泉宿を手伝うようになってから七日間が経つ。岐阜県高山市にあるこの温泉宿には総檜風呂の露天風呂があり、従業員である俺は業務終了後、毎晩露天風呂を楽しむことができるってわけだ。
 
 俺の務める温泉宿は、自慢じゃないが施設は抜群、露天風呂も高級ヒノキ造り、客室も広いし料理もバイキング形式ながらもなかなか凝ったものを出す。
 立地はどうだろ


ゾンビが跋扈し、美醜が逆転した世界で、俺だけが課金ガチャチートで異世界と現実世界を行き来できる(上下左右) - カクヨム
ゾンビが跋扈するパニックホラーに異世界転移やチートの要素を加えました

プロローグ『異世界から帰ってきた勇者』

 真っ暗な空間には一人の少年と一人の女性の姿があった。

「おめでとうございます、勇者様。よくぞ魔王を倒してくださいました」

 白い羽を生やした金髪の女性が、半透明のドレスに身を包み、一人の少年を祝福する。

 少年は学生服に身を包んでいるが、丸太のような太い腕、筋肉で盛り上がった胸筋が、彼を年齢以上の外見に見せていた。彼がいた異世界ではその強靭な肉体


事故物件に1日だけ住んで、YouTubeで動画配信するアルバイトはじめました。(プパドック) - カクヨム
事故物件×YouTuber!アナタの家、僕らが過ごした事故物件かもね?

「ハイせーのっ、いただきますっ!」

「い、いただきます?」

「どうも~『ゴーストイーター』です! 僕はウスバカゲロウ二号! 今日も元気にハーフマスク! 目元だけライオン姿で失礼します! 前回の配信からちょっと間が開いてしまいましたかね? 楽しみにしていた方はゴメンナサイ! コレが最初の方はハジメマシテ。えー、今回からはですね、なんと! 新メンバーの加入です! パチパチ~」

「………」


北嶋勇の心霊事件簿1~あの家の家政婦~(しをおう) - カクヨム
笑えるホラー。ポジティブ主人公、北嶋勇が笑いと怖いと爽快をお届けします

 俺はツイていた。とある大手の食品加工会社をクビになった俺は、『食品表示偽造していた事をマスコミにリークする』という、『交渉』の末に多額の退職金を戴いた。
 まぁ、クビになった時に、5年付き合っていた彼女にフラれたが。
 しかし更にツイていた。
 その女はとあるIT関係の社長と結婚するがために俺を捨てた事が明らかとなった。
 俺は『過去のお前の職種を結婚相手にリークする』との『交渉』の末に多額の


お探しのページは移動または削除されました - カクヨム

 腹の裂けた死体。

 薄花色のその肌はいかにも不健康そうだ。
 まあ、死んでいるので健康も不健康も関係ない。
 そもそも、死体と言っていいのか分からない。
 でも、もしこれを死体といっていいならば、その死体は美しかった。

 だらんと力なく伸びきった腕。
 軽く開いた唇からは今にも蟲が飛び立ちそうなほど、その奥は真っ黒だ。
 閉じられたまぶたを縁取る睫は孔雀を思わせるほど艶やかに天に向かい、そ


君があり得ないくらい好き好き好き好き好き好き好き好き。(阿賀岡あすか) - カクヨム
モテてモテて仕方がない男のお話(白目)

 0
「ねぇ! あれを見て!」
 隣で歩く幼馴染の一之瀬(いちのせ) 花音(かのん)は突如道路を指さした。
 視線を道路に向けると、そこではなんと右車線のど真ん中で座り込んでいる子供が! 

 どうやら転んで膝を擦りむいてしまったらしく、子供はひぐひぐと泣きそうな顔で痛みに耐えていた。様子を見るに、道路を横断しようとして転んだってところだろう。

「ちょっと行ってくる!」
「た、太一ッ!?」


幸せな家族(武州青嵐) - カクヨム
その生徒は、家から出られない

「不登校」とは、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくともできない状況にある者(ただし、「病気」や「経済的理由」による者を除く)。

                    文部科学省
]


蝶と華の契り(夷也荊) - カクヨム
「還ろう。彼岸花が咲く、あの丘へ―――」

 短期大学を卒業し、教員採用の内定をもらえなかった俺は、塾のアルバイト講師をしていた。このまま塾の講師になっても悪くないと思い始めた七月、懐かしいものを新聞で見つけた。

「南国の使者ご近所に
 温暖化で北上してきたチョウをさがそう
・ナガサキアゲハ 気温上昇目印に適役
 アゲハチョウに特有な尾っぽがないことから区別はわりに簡単だ。
名前からも分かるように、ナガサキアゲハは日本では九州や四国など


北嶋勇の心霊事件簿2~嗤う首~(しをおう) - カクヨム
笑えるホラー。能天気主人公、北嶋勇が笑いと怖いと爽快をお届けします

 今直ぐと言う事で、俺達は再びBMWに乗った。当然俺は助手席だ。
「運転してみる?」
 神崎が暗に運転を押し付けてくる。
「生憎と左ハンドルには覚えが無いものでな」
 それを丁寧に断った俺。冗談じゃない。ぶつけたらいくら修理費が掛かるか解らんわ。
「私が運転するのか…疲れたら運転代わってね?」
 代わりたくない!俺は基本的には運転は下手なのだ。元カノのクラウンを半壊させた事があるんだぞ!!
「ま


dakara私は人をshinzinai(kaedezero) - カクヨム
「全員し・け・い♡」「・・・・qr:w」ロックに生きる÷惰性で生きる

人を信じることは普通なのだろうか?それは人として当然なのだろうか?
「だからーーーーーーーー、人は裏切って当然なんですよ先輩!」
「う、うん」俺は酔っている後輩のグダグダ話を聞きながら酒を飲んでいた。

「ほんとになんでまた彼女が浮気なんて!やってらんないすよほんとに。こんな世界滅んだらいいんすよ」
「酔いすぎだよ」
「先輩はいいですよ綺麗な彼女さんがいるんですから」
「はは、まあ、そんなことは


ラピスラズリ(武州青嵐) - カクヨム
漂着物は、容易に拾ってはいけない

 ホームルームが終了し、一斉に教室中がざわめき始めた。

 私も机の横にかけていたリュックに手をかけ、勢いよく机の上に乗せる。ごん、と鈍い音が周囲に響いて、詰め込んだ教科書や副読本の重さにうんざりした。

「またね」
「バイバイ」
 軽く肩を叩かれ、何人かの女子が私に声を掛けていく。私も軽く手を上げて応じながら、机の中の教科書やノートを、さらにリュックの中に入れていった。

 入れる、というより


呪物公園(ぴぃた) - カクヨム
その公園からは、逃げられない。

 前略 私たちを助けて下さい。

 私は折山陽子(おりやまようこ)と申します。今は大学生で、カラオケ店でアルバイトをしています。二つ年の離れた夕子(ゆうこ)という姉がいます。

 母は私が生まれた後に鬱病になり、幼かった私と姉は母から虐待を受けていました。とても育児が出来る状態ではなかった母の代わりに、父が私たちの面倒を見てくれました。

 どんなに酷い暴力を受けても気丈に振る舞う姉と優しい父の

お名前.comレンタルサーバー

まとめ

というわけでいかがでしたでしょうか。

序盤から一気に来る類のものと、序盤はふわっとしてるものとに二極化してるなーという印象です。後者の方が多いかな? ホラーの冒頭200文字の傾向として面白いなと思ったのは、「この先どう展開するかさっぱりわからない」ということです。ストーリーの落着点が見えないと言いますか。不安感をそそる出だしになっているように思いますが、もしこれ「ホラーです」って言われてなければまんまと騙される気もします。「げ、これホラーじゃん!?」みたいな。ホラーが苦手な人は気を付けましょう(笑)

「ホラー」と一言で言っても、その中にはいくつものジャンルがあります。クトゥルフ系もそうだし、謎の生物やらゾンビもそうです。呪怨やリング系、あるいはパラサイト・イヴなんかも当然ホラーですし、シックスセンス的なものも多分ホラーでしょう。たとえが多少古いのはご容赦(笑) 幅広い世代で知名度高い作品となるとこの辺になっちゃうんですよ!!!

さて、今回の記事は何かお役に立ちましたでしょうか。

それでは良き執筆ライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました