【異世界ファンタジー長編】【★300以上】冒頭200文字一覧【2019/05/21データ】

エッセイ

さて、前回の「SF」に引き続き、「異世界ファンタジー(ハイファンタジー)」の冒頭部一覧紹介です。これもデータが取れないものがあったので、それは省略させていただきました。スミマセン。プログラムの修正でいけるものかどうかもよくわからなかったので。

というわけで、抽出条件は以下の通り。
SFは★200~でしたが、こちら(異世界ファンタジー)は★300~にしています。

  • 異世界ファンタジー
  • 完結済み
  • ★300以上
  • 8万文字以上

該当53作品中52作品を一挙紹介いたします。

異世界ファンタジー冒頭200文字!

魔法使いで引きこもり? ~モフモフ以外とも心を通わせよう物語~(小鳥屋エム) - カクヨム
異世界のんびり?生活。時々チートでマイペース系。◆五巻発売中◆

 雲ひとつない真っ青な空に白い太陽がひとつ。
 長閑な田舎道をのんびりと歩く影。
 小柄な少年が、歌いながらお腹を撫でていた。
【ねーむれー、ねーむれー、はーはーのむねーに――】
 シューベルトの子守唄が少々調子はずれで奏でられている。
 もし誰かが聞いていたら、どこの国の歌だろうと首を傾げたに違いない。それはこの世界のどの国の言語でもなければ、聴いたことのない曲だったからだ。
 とはいえ、世


リアルでガチな天才が異世界に転生しても天才魔法使いになって元娼婦嫁とイチャイチャする話。(@kmsr) - カクヨム
ちょっとエッチなファンタジー小説

 例えば『どんな願いでも1つだけ叶えてくれる』なんて言われたら、どんな願いをすれば良いだろうか?

「ありきたりだが『叶えられる願いを100個に増やしてくれ』とかいうのは?」

「ああ。可能だよ」

 残念ながら俺はどこぞの★入りのボールを7個揃えた訳でもなければ、古臭いランプを拾って擦った訳でもない。

 唯、唐突に俺の部屋に現れた『そいつ』は俺に対して『どんな願いでも1つだけ叶えてやる』と


リトルテイマー/神無月紅【5/10】3巻発売!(カドカワBOOKS公式) - カクヨム
モテモテ(モンスター限定)の少年はテイマーで英雄に!

 異世界エルジィンにある大国の一つ、ミレアーナ王国。
 そのミレアーナ王国の中の、どこにでもあるような田舎の村の一つ、ルーフ。
 人口も二百人程度しかおらず、村の全員が顔見知りというルーフの冒険者ギルドに大声が響く。

「何でだよ、何で俺が冒険者になっちゃ駄目なんだよ! なぁ、リュリュ姉ちゃん!」

 十代半ば……と言うにはまだちょっと幼い年齢の少年の言葉に、リュリュと呼ばれた二十代半ば程の女は


あなたのドラゴン、差押えます~アラサー公務員の異世界徴税~(飛野猶「魔獣密猟」「ドラゴン差押」発売中) - カクヨム
【書籍版発売中】 ドラゴン? 奴隷? んなもん差押えられるかよ!

 佐久間(さくま)真(しん)は、缶チューハイ片手に深夜の住宅街をトボトボと歩いていた。駅から自分のワンルームマンションまでは三キロほどの距離がある。普段、駅までは自転車(ちゃり)で行き来しているのだが、今朝自転車を置いた場所に行ってみたら生憎(あいにく)自分の愛車は忽然と姿を消していた。

 理由はわかる。
 今朝は、寝坊したせいで月極(つきぎめ)契約をしてる駅前駐輪場に自転車(ちゃり)を置き


細かすぎるけど多分伝わるWEB小説モノマネ大会(momoyama) - カクヨム
黒歴史ノベルもありがち小説もモノマネしまくるぞーっ!

 ここは魔王城。人間と戦う魔族の王、魔王が住まう城である。
 彼は側近を呼び、ある壮大な計画を始めようとしていた。

「側近よ。今日行う『人と魔族の行動に関する研究発表会』の参加者は集まったか?」
「はい、魔王様。今日も数多の魔物達が、自分達が人間達との戦いで見つけた様々な調査報告を伝えてくれます。人間達や我々魔物達がよく行う行動パターンや、人間達がついつい行ってしまいがちな行動などを分かりやす


酔いどれジラルド(三島千廣) - カクヨム
酒は飲んでも呑まれるな! 古今無双の泥酔ファンタジー

 もうこれで何度目の二日酔いだろうか。
 頭のなかは冷え切っているのに、身体は熾火のようにカッカッと熱を保っている。

 俺は腹の上にある厚ぼったい毛布を跳ね退けると、室内に漂っているひんやりとしたかび臭い空気で全身を冷却にかかった。

 ああ、まただ。もう意味もないのに飲み過ぎたことを後悔している。
 そもそもが毎朝二日酔いの状態なのだから、そのようなことに思い悩むこと自体が無意味なのに。


置き去り男の最強譚 Reboot(おうる・ど・るうきい) - カクヨム
やっぱり主人公が強い『王道』っていいよね

2018・10・11 改稿

 神山『ロマ・ヘルム・ベルン』。大陸の中央、『オルムステッド王国』のさらに中心に位置する人類不可侵とされる山である。誰も正式名称は知らない。ただ”神山”と一般には呼ばれている。

 山の頂は雲に覆われ、高さも全容もまるで分からない。山の周り360度は全て深い森に囲まれ、まるで山を守るかのように、凶悪なモンスターが蠢く。浅い部分には森の恵みがふんだんにあり、荒事を生業


異世界ぼっちにフレンド機能は必要ない(カクヨム版)(沙漠未来) - カクヨム
【完結】奴隷の妖狐を買ったので、耳と尻尾をモフモフする

 学校の教室が眩い光に包まれ、自称神を名乗る声が脳内に響き渡った後。
 閉じていた瞼を開くと、石の壁に覆われた空間が広がっていた。
 いくつかのかがり火によって薄暗く灯されたその場所には、白いローブに身を包んだ十数人の人間、その奥に白髪の老人と金髪の少女。
 あとは、状況を飲み込めていない俺を含んだクラスメイトたちだった。

「な、なんだ……?」

 誰かの一声が、クラスメイトを一斉に騒めかせた


ファンタジーには馴染めない 〜アラフォー男、ハードモード異世界に転移したけど結局無双(nov) - カクヨム
【9/5刊行】ブラックな環境には意外と馴染んでるかも知れない

 私(わたくし)は今、恐らく北の方の開拓村にやってきております!

 こちらに滞在して1週間くらいになるんですが遂に!ようやく!マイホームが完成しました!

 あの過酷な作業の合間に少しずつ部材を集め、道具も無い中でも苦労して作りあげた草製マイホーム!

 ……即行で殴る蹴るの上、奪われて追い出されました。

 うん。何かもっと建てろと言われている雰囲気です。若者3人衆にがなり立てられています。


空手バカ異世界 ~物理で異世界ケンカ旅~(輝井永澄) - カクヨム
強大なドラゴンに、生身の人間が勝てるだろうか――空手なら、勝てる。

 この世界には太陽が二つあるらしい。そのため、暑い地方の、それも乾季の昼間ともなると、二つの太陽が容赦なく照り付けて想像を絶する暑さとなる。

 おれがその闘いに挑んだのは、ちょうどそんな日だった。裸足の足の裏に、地面の暑さが伝わってくる。

 円形の闘技場、その周囲を埋め尽くす猪鬼(オーク)や黒(ダーク)エルフといった観衆たちの、憎悪を伴った熱気が空気の温度をさらに上げているようだった。


異世界取材記 ~ライトノベルができるまで~(田口 仙年堂) - カクヨム
富士見ファンタジア文庫より発売中!

 二〇××年、某月某日。
 都内某所の喫茶店にて。

「なんか、今ネット小説が流行ってるみてーだな」

 パンチパーマにサングラスという、大人が見ても泣き出すルックスの編集者が低い声で呟いた。
 生まれつきの顔は仕方ないにしても、その紫色のシャツとか縦縞のスラックスとか、どこで売ってるんだよ。

「みたいスね」

 編集者の格好にはあえてツッコまず、俺は苦いアイスコーヒーを啜る。
 KADOK


異世界辺境経営記(本坊ゆう) - カクヨム
みんなが豊かじゃないと猫もおちおち飼えないよねっ!

 五歳の時にフェリックス・ヴァーゲンザイルは賭けに勝った。
 フェリックスの外祖母で、ダグウッド村の領主だったアイリス・ギュラーに、実は自分は転生者で、中身は五十過ぎのおっさんで、だから今更、一足す一は二とかやるのが辛いの、ものすごく辛いの、何とかしてくれませんか、と打ち明けた。
 結果、フェリックスは親元から引き離され、アイリスおばあさまの膝元で育てられることになった。以降、基本、放任されて生


もう俺、ゴリラでいいや。(ぱぷぅ) - カクヨム
そうだ、脳筋でいこう。

 そうだ、脳筋になろう。
 もう俺、ゴリラでいいや。

 そう思ったのは19回目の異世界召喚でやって来た、薄暗く魔法陣だけが光り輝く部屋の中だった。
 周囲は槍を持った兵士達がこちらを睨みながら油断なく構えている。
 一段高いところにある舞台には、金髪巻髪ドレスのいかにもなお姫様がこちらを見下ろしていた。

「よく来たわね。貴方にはとっとと強くなって魔王を殺して貰うわ。」

 何故俺なんだろうか


戦国生産無双伝!(@nanjamonja) - カクヨム
生産力と金の力で戦国に似た世界を成り上がる!

 まいった。
 今まで俺は普通に道路を歩いていたはずなんだ。なのに今は一面真っ白な空間に佇んでいる俺。
 まさかとは思うけどこれって、あれだよね?

「ようこそ、貴方は選ばれここに来ました」

 急に声が聞こえたので振り向いたら、そこには・・・何もなかった。
 普通はトテモ綺麗な金髪お姉さんだったり、ロリ巨乳幼女だったりが居て俺を異世界に送るだとか、力を与えるだとか、世界を救って欲しいとか、言っ


異世界詐欺師のなんちゃって経営術/著:宮地拓海(角川スニーカー文庫) - カクヨム
詐欺師の話術《スキル》で異世界コンサルティング

 誕生日を祝わなくなったのは、いつからだっただろうか――

 そんなことを思ったのは、足元に落ちた携帯のディスプレイに今日の日付が表示されていたからだろう。
 本日、四月七日は、俺、大羽矢代(おおば やしろ)の三十六歳の誕生日――そして、命日となりそうだ。

「お前がっ! お前が全部悪いんだぁああぎゃひゃひゃひゃひゃひゃぁあああああっ!」

 気でも触れたように叫んでいる男がいる。……もはや獣だ


ITエンジニアの異世界デバッグ(冷静パスタ) - カクヨム
IT技術と魔法で送るファンタジー 幸運は思いがけない時にパンツから出る

 激しい体の痛みで目が覚めた――

 体は動きそうにない。どうやら、何かに体がピッタリとはまってしまっている。
 状況はよく分からないが、動けないことに対して違和感はない。なぜか、そういうものであると理解していた。

 揺れは断続的に続いているが、休むうちに落ち着いてくる。先程までは真っ暗だったのが、今は少し明るい。
 周りを見渡すと、そこには全身が粘り気のある液体に濡れ、動く気配のないもの。原


鋼鉄のロジスティクス(三島千廣) - カクヨム
今もっとも必要なのは鋼のように強靭なロジスティクスの構築だ

 いくさはいよいよ佳境に突入していた。

 見渡す限り一切の遮蔽物が存在しない平原にて、共和制軍事国家エトリア軍十万と、ルミアスランサ王国軍八万は血煙で大地が染め抜かれるほど互いに、全力を尽くし智嚢を振り絞って殺戮を行い続けていた。

 ――来る。
 そのときは、もうすぐやって来るはずだ。

 ルミアスランサ王国軍騎馬軍団の若きエースにして王族将軍のレオ・ルミアスランサは白金造りの甲冑の下で赤い


32歳、《ルールブック》片手に異世界救世紀行 (蒼蟲夕也) - カクヨム
君には異世界の保守・管理業務をお願いしたい。

『異界管理人 急募!

 仕事内容:異世界の保守・管理業務
 勤務地:採用後、面接によって規定 ※希望がある場合、担当エリアを考慮します
     
 雇用形態:正社員
 就業時間:9:00~17:00(実働8時間)
 休日:土日祝日(年間休日124日)

 応募資格:不問。地元で長く働きたい方、歓迎します!
 給与:月収30万~ ※経験、能力を考慮の上、詳細な支給額を決定
 初年度年収:360


魔法の杖の作り方(CAT(仁木克人)) - カクヨム
美しいものが作りたい。それが少年の願いだった。

 警笛の音が鳴る。軌条の上を車輪が滑り、魔法蒸気列車の黒い車体が風を切って進む。車窓の外で並んで飛んでいた鳥が一羽、振り切られて後方へ消えていった。

「速いですね」

 ぼそりと端的な感想を口にした。窓から見える目的地の宿場町までは、もう間もなく到着するだろう。少し前まで馬車で三日はかかっていた距離が、朝早くに街を出てこの魔法蒸気列車に乗れば昼前には着いてしまう。

「……ラストは、これに乗る


お探しのページは移動または削除されました - カクヨム

 人間というか、生物の「生(せい)」というのはどれも同じだと思う。
生まれ、食べ、場合によっては子孫を残して死んでいく。
これこそが生き物の基本的なあり方だ。
動物も植物も人間もそこは同じじゃないかな。
でも、人はその基本的なあり方を説明したがる珍しい生き物だ。

だから物語が生まれる。

俺は一度死んで、違う世界で生き返った。 
どういうことかって? 
そうだね、俺も俺の「生」を説明してみよう


竜使いの週末(卯堂 成隆) - カクヨム
週末は、カレー鍋を持って異世界に行こう!

 週末になると、俺はカレーを作ることにしている。
 とは言っても、わりと最近はじめた話だがな。

 仕事に追われすぎていると、家に帰っても目を閉じればなぜか仕事をしているような錯覚を覚えることは無いだろうか?
 そんな呪いのような状況を断ち切る儀式が、俺にとっての料理なのだ。

 幸いなことに俺の職場は飲み会が盛んではなく、金曜の夜は仕事さえ終われば自由な時間が待っている。
 なので一人の時間を


先輩冒険者さんが助けてくれるのできっと大丈夫なのです! 新米冒険者の日記帳(荒木シオン) - カクヨム
【好評発売中】毎日を一生懸命頑張る冒険者の日常日記なのです【書籍化】

 神聖歴六一〇二年・月兎の月第一四日・天気:晴れ

 自由!! 自由なのです!! 私はついに逃げ出したぁ~!!
 そして、今日から憧れの冒険者です!! 
 それを記念して日記をつける事にしましょう。

 ふふふっ。ゆくゆくは大冒険者になって、この日記が手記として出版され、印税がっぽがっぽなのです! 
 はっ!? ここはカット! 校正でカットですよ!!(要注意:忘れない事!!!!)

 日記帳は赤


魔法の廃れた魔術の世界 ~魔法使いの俺は無事に生きられるのだろうか?~(雨露霜雪) - カクヨム
冒険者バトルファンタジーですか? いいえ、まったり系成長物語です!

「姉ちゃんマジ勘弁――イテッ!」
「ブリッツェン、あんた男の癖に途轍もなくダラシないわね」
「ね、姉ちゃんこそ、女の癖に――」
「なにかしら?!」

 整った綺麗な顔から一変して、眉間に皺を寄せた恐ろしい形相でこめかみに血管を浮き上がらせた次女のエルフィが、末っ子である弟の俺――ブリッツェン――を相手に、凄まじく怒気の篭ったネイビーブルーの瞳で睨みつけてきた。

 この小娘の眼力(めぢから)はマ


「お前ごときが魔王に勝てると思うな」とガチ勢に勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい(kiki) - カクヨム
最弱少女よ、呪いの装備で地獄から這い上がれ

「お前ごときが魔王に勝てると思うな」

 伝説の魔法使いに胸ぐらを掴まれ、睨まれた少女は、明らかに怯えていた。
 そんなことは言われずともわかっている。
 先程の魔族との戦闘でも全く役に立たなかったし、むしろ守られてばかりで足手まといになっていた。
 だが、“役立たず”と一方的に罵られて黙っていられるほど我慢強いわけでもなく。
 ほんの少し、ユーモアを織り交ぜて反論したら――このざまである


三人のおっさん勇者が小さな幸せのために日々適当に冒険する物語。(紅蓮士) - カクヨム
【44万PV感謝】【完結済】おっさん勇者たちは、少しの幸せで満足です。

「「「おっさんって言うな」」」

 冒険者ギルドの受付に雁首(がんくび)揃えた男たちは、憮然(ぶぜん)とした口調で声を揃えた。

「うわ………おっさんが声ハモらせるとか、キモいからやめてくれ」

 精悍な顔立ちで、年齢に似つかわしくない逆三角形の体つきをした野性味溢れるおっさん────ジューンは、心底嫌そうな顔を他の二人に向けた。

「今、自分でおっさんだと自称したからな、お前」

 ジューンと


スリーピング・マジェスティ(斉藤希有介) - カクヨム
【12万PV突破!】眠る。指示する、また眠る。 ~眠れる王さま奮闘記~

 その日──、サングリアル王国に90年に渡って鳴り響いていた『いびき』が止まった。騎士の国として名高い島国の、すっきりと暑い初夏のことである。

 透き通った日の差す王城の庭を、ひとりの少女が駆けていた。
 自分の背よりも高いひまわりをかついだ少女は、まだ十(とお)にもなってはいないだろう。その身を包む絹のドレスは、彼女が高い身分であることを容易に想像させる。肩まで伸ばした直毛は、夏の日差しを受


深淵のタギ(真木) - カクヨム
80万PV達成。異世界転移ものです。派手な魔法などはでてきません。

 木々の間を漏れてくる陽が傾いてきた。秋の日暮れは急速に気温が下がる。タギは足下の悪い山道をたどる足を速めた。陽が落ちてしまう前に次の町につかなければならない。
 アルヴォン大山塊の中にある宿場町は、陽が落ちると同時に門を閉めてしまう。そうなると山中での野宿になる。あまりありがたい事態ではない。この時期山中の夜は寒いし、野生動物や、下手をすると食屍鬼(グール)に出くわす可能性があって眠り込むわ


ボッチになった僕がついうっかり寄り道してダンジョンに入っていった結果(安佐ゆう(youです。改名しました)) - カクヨム
普通の少年がのんびり楽しく、異世界を歩く

 賑やかな宿屋の食堂の片隅で、5人の少年少女が深刻そうな顔で話し合いをしている。

「コイルには悪いけど、もう、このパーティーから抜けてほしいんだ」
「ごめんね。せっかくここまで一緒に頑張ってきたんだけど」
 体格の良い男前な少年が口火を切ると、かぶせるように優し気な垂れ目の少女が言ってきた。

「そんな……急に言われても困るんだけど」
 コイルと呼ばれた少年が、こぶしを握り締めながら小さな声で


スーパージャガイモファンタジー ジャガイモ以外全部絶滅(枕目) - カクヨム
ジャガイモを愛するすべての人たちへ……

 【主人公】
 おれ。
 自分にとって都合のいい世界に行きたい!
 という強い精神力の持ち主。

 種族:人間
 この異世界の人間はヒューマンと呼ばれとうに滅びているようだ……

 ジョブ:無職
 異世界に移動してきたばかりだから、無職でもとくにとがめられたりはしない。

 【クムクム】
 実力のある召喚士の少女。
 主人公を異世界に召喚するが、その前に主人公に獣人呼ばわりされたためキレて小一


沼地のドロテア(八鼓火/七川 琴) - カクヨム
奪うために与える、与えるために奪う

「やあ、いつ来てもここは臭い! 肥溜めみたいだ。根暗で卑屈で誰からも気味悪がられる君にぴったりだね。ここに居ると落ち着くだろう、ドロテア? 誂えたような住処を与えて下さった君のお父様には感謝すべきだね」

 高らかな笑い声を響かせて、一人の悪魔が近付いてくる。
 濡れた風呂場のタイルの上を上等な革靴で歩く男、その瞳は血よりも赤く禍々しい力に満ちている。特徴的な三本三つ編みの桃色の髪を掻きあげなが


憑依無双 ~何度殺されても身体を乗り換えて復活する~(十一屋翠) - カクヨム
俺を殺した相手は誰であろうとも【取り憑いて】支配する!!

「良くぞ来てくれた勇者達よ!」

 第一声はソレだった。
 目の前にはいかにもファンタジー世界の王様みたいなのが居て、そいつが喋っていた。
 その横には大臣、騎士、魔法使いとコテコテのメンツだ。

「余はマサカー、このメリケ国の王である」

 やはり王様らしい。
 周囲を見回すと、足元には魔法陣、横には4人の子供達が怯えてへたり込んでいた。
 中学生くらいだろうか、男の子1人に女の子3人だ。
 


冒険者になろう - 転生特典をスキップされてチートなしで転生させられたので色々諦めました -(赤里キツネ) - カクヨム
フクロウが出てきます。

朝ちゅん。
外では、鳥のさえずりが聞こえる。

俺はただ、目の前のスマホを眺め・・・見たくもない外を見・・・徹夜した事に気付く。
仕方なくアプリを閉じ、出社の支度を始める。
まさか徹夜してしまうとは・・・眠気と戦いながら仕事をすると考えると憂鬱だ。
既に年齢は30を過ぎた。
徹夜明けの仕事は、非常に気が重い。
有給は余っているし、急ぎの仕事もないので休みの連絡を入れても良いのだが・・・面倒だが仕


魔境のお代官様――この里に人間は俺しかいません(卯堂 成隆) - カクヨム
小説家は、人外魔境で今日もスローライフをおくります。ただし、彼の基準で

「最初に結論から申し上げれば、あの村を統治するのは誰にも不可能です」
 そう。 それはいかなる者にも乗り越えがたき難題であった。
 たとえそれが、この人気作家にして希代の天才と呼ばれた自分であってもだ。

「お前は何を言っているでしゅか、クラエス・レフティネン。
 たかが新任の代官の分際で直接面会を申し出たと思えば……とんだ無駄だったようでしゅね」
 俺の言葉に、豚みたいにコロコロと太った同年代


鑑定士のおしごと(高柳神羅) - カクヨム
「貴方の全てを、鑑定致します」

 イオ・ラトン。26歳。鑑定士。
 それが僕に与えられた肩書きである。
 鑑定士とは、ありていに言って人間や魔物、品物を鑑定する仕事を生業にした人間のことだ。
 鑑定の魔法を使って、この人間はどんな能力を持っているのかとか、討伐した魔物がどんな種族でどんな素材が採れるのかとかを調べるのである。
 鑑定士は、大して珍しい職種の人間ではない。何処の街にでもある冒険者ギルドに必ず1人はいるような、そん


この素晴らしい世界に祝福を! & この素晴らしい世界に爆焔を!/著: 暁なつめ(角川スニーカー文庫) - カクヨム
めぐみんが主役の『このすば』スピンオフ 1巻まるごと無料公開!

「佐藤和真さん、ようこそ死後の世界へ。あなたはつい先ほど、不幸にも亡くなりました。短い人生でしたが、あなたの生は終わってしまったのです」

 真っ白な部屋の中、俺は唐突にそんな事を告げられた。

 突然の事で何がなんだか分からない。
 部屋の中には小さな事務机と椅子があり、そして、俺に人生の終了を告げてきた相手はその椅子に座っていた。

 もし女神というものが存在するのなら、きっと目の前の相手


嫁取りマギウス(三島千廣) - カクヨム
人は愛によって生まれ変わることができる……のか?

 十で神童、十五で才子、ハタチ過ぎればタダの屑。

 とはよくいったもので。

 汗で湿り切った毛布から顔を上げると、室内は天井の明り取りから差し込む陽光で真白く染め上げられていた。

 今日も天気。

 だが、部屋から一歩も出る予定のない僕には関係のないことだ。

 ちなみに今日だけではなく、これからも、外に出ることなど絶対にないと断言することができる。

 なにせ、僕はキャリア十年をはるかに


王子様には秘密がある(タイラ) - カクヨム
王子様は前世持ち。

「俺には前世の記憶がある」

 臆面もなくそう宣言したのは我がアシュトリア王国のユージィン・パドゥラ・アシュトリア殿下。正真正銘の王子様だ。対する私は伯爵令嬢とは名ばかり、辺境の土地を治める田舎貴族の娘、アリア・リラ・マテラフィ。
 笑えるくらい身分の違う二人がなぜ王宮の一室でお茶を飲んでいるのかと問われれば、実はお見合いなのですと答えるしかない。

 そして、金髪碧眼の王子様は挨拶もそこそこ


職業:宮廷魔導士 趣味:草むしり・魔物狩り(ジュエル) - カクヨム
「俺は、刀利 好矢です。」「うむ、トール・ヨシュアだな?」「え?」

「ヨシュア!どこだ、ヨシュア!」
「王様、トールは、また城下街のギルドに向かったようです。」
側近が報告をする。

「またか……」
宮廷魔導士トール・ヨシュア、彼はこの世界の人間ではない……城を抜け出してギルドのハンターとして活動していることはワシもよく知っている。
それをやめる気がないことも知っている。
彼は、驚異的な魔力でこの城を救ってくれるので重宝している魔導士だが、魔王討伐に向かわせた勇


魔生機甲レムロイド ~第一部「 異界のロボットデザイナー」(第二部有)(芳賀 概夢) - カクヨム
22万PV! 元の世界を捨てても美女に囲まれてもボクは巨大ロボを愛す!

――好きなものはなんですか?

「人が乗って操縦できるロボットです」

――好きな場所はどこですか?

「人が乗って操縦できるロボットのコックピットです」

――好きな小説やマンガはなんですか?

「人が乗って操縦できるロボットがでてくる話です」

――好きなタイプは?

「人が乗って操縦できるロボットの戦闘タイプです」

――好きな相手のドキッとする仕草は?

「人が乗って操縦できるロボット


おきらく女魔導士の開拓記 〜メイドと始めるまったり楽々スローライフ〜(佐々木さざめき) - カクヨム
おきらく女魔導士がメイドと退化した未来でスローライフ!?(書籍化)

(*20170424大幅改編)

 私は楽しいことが好き。
 
 芸術が好き。彫刻とか絵画とか音楽とか、とにかく楽しいことがだーいすき!
 だけど、長年続いた戦争で、私の好きな物はどんどん無くなっていったの!

 だからもうこんな世界とはバイバイすることに決めたわ!

 幸い私は生体ゴーレム造りだけは得意で、直接戦争に関わることは無かったわ。
 人里離れた陸の孤島で、生体ゴーレムをひたすら作って


異世界の邪神が海産物ぽかったので食べてみた(とくがわ) - カクヨム
その磯の香りがするとき、邪神が俺の胃袋に収まる

 気がついたら俺は、磯の匂いのする薄暗い大地に身体を横たえていた。

 ここはどこだ?見当もつかない。
 俺は誰だ?そうだ、俺は磯野馨(いそのかおる)だ。
 なんでここにいる?ダメだ、思い出せない。

 とりあえず起き上がり、周りを見回した。
 荒涼とした大地に磯くさい匂いが立ち込めている。

 足元に一本の刀のようなものが落ちていた。…違う、これは刀ではない。マグロを解体する時に使うマグロ包


くっ殺から始まるデュラハン生活(クファンジャル_CF) - カクヨム
【女騎士】「くっ!殺せ!!」【SE:ズンバラリン】

「くっ!殺せ!」
「そうか。死ね」
振るわれたのは、鉈のごとき刃。
視界がずれる。頭が落下する。石畳の床にぶつかり、転がる。
―――ああ。首を刎ねられても意識はあるのだな。
そんな事を思う。
最後に。
首のない体。甲冑に身を包んだ死体。つい先ほどまで自分のものだったそれが、力なく崩れ落ちるのが目に入った。
窓から差し込む月光が照らし出す自分の体が、女騎士の目にした最後のものだった。

  ◇


すりいすたあず~ガチャで☆3確定って固有スキルじゃなくてただの呪いだよね~(赤里キツネ) - カクヨム
しかも超ダブる。

俺の朝は、スマホを触り、各種ログインボーナスをリレーする所から始まる。
あるゲームは、一時期はまっていて、まだ消していないゲーム。
あるゲームは、流行っているので入れて、ログインボーナスや無料ガチャだけやっているゲーム。
あるゲームは、これから始める予定でとりあえずログインだけしているゲーム。
そしてあるゲームは、今真剣にプレイしているゲーム・・・

ソーシャルゲーム、それは現代における病・・・


月墜つ街の神と人(駄天使) - カクヨム
月が墜ちた街で、男は幼き神と出会った。これは後悔から始まる御伽噺。

 それは、天から月が墜ちた夜のこと。

 英雄達は《竜翼船(ドラゴンシップ)》に乗り込み、明けない夜に鎖された空へと飛び立った。
 目指すは虚空に浮かぶ銀色の月。その冒涜的な輝きは、狂える神の嘲笑か。
 各国から召集された精鋭百名。誰もが名の知れた騎士であり、傭兵であり、魔術師であり、英雄であった。
 誰もが死を覚悟し、誰もが生還を望み、そして誰もが必ずこの手で神を討ち滅ぼすと決意していた。


滅びゆく世界のキャタズノアール(斉藤タミヤ) - カクヨム
世界を覆いつくす災厄の霧に挑む者達の戦いを描くダークファンタジー。

 主要キャラクター紹介

 =アラケア・ライゼルア=
 災厄の霧と、そこから生み出される魔物(ゴルグ)に対抗するべく、長年行われ続けた
 品種改良の末、頑強な肉体と異常なスタミナを得るに至った、
 ライゼルア家の現当主。並外れた身体能力と戦闘センスで、霧の謎を解き明かし、
 魔物(ゴルグ)達を根絶することを使命としている。
 国王からも絶大な信頼を寄せられる、本作の主人公。
 年齢:26歳 身長


新世界遊戯 ~神の指で天下盗り~(ひるのあかり) - カクヨム
銃と魔法の世界から、剣と魔法の世界へ。改変された世界でのし上がる・・?

「あんたが、新任の軍医さんかい?待ちくたびれたよ、なんだって、こんなに時間がかかったんだい?」

 着いて早々に、防寒着で着ぶくれした大女に荷物ごと腕を掴まれて引きずられるように連行されていた。身長が2メートルありそうな大女だ。彫りの深い男前な感じの端正な顔に、猫科の獣のような瞳孔をした双眸が険しい。

 乗ってきた大型の車を降りた途端の出来事である。
 雪面で道がろくに見えず、運転に必死で注意


山本五十子の決断(如月真弘) - カクヨム
臆病な未来人と優し過ぎる司令長官の、甘くて切ない架空戦記

 有り得ないものが、見えた。
 鼻と喉は、焼けるように熱く。
 手と足は、鉛を流し込まれたように重く。
 辛うじて開けた目に映る、巨大な影。
 それは、見知っている(・・・・・・)が、決して見ることのできない(・・・・・・・・・・・・)はずのものだった。
 幻覚だろうか。もう頭が回らない。身体が下へ沈んでいく。ひどく苦しいけど、よくわからない。

 その時だ。誰かに、強く腕を掴まれたのは。


御伽噺を翔ける魔女(山本 風碧) - カクヨム
少女は「生きている物語」を「正しい結末」に導くため、あてのない旅に出る

1、君にはばらばらになった童話の特有の特徴的な要素をかき集めて、再構成し、物語の完結を目指してもらう。

2、完結(ゴール)にたどり着かなければいつまでも物語(ここ)から抜け出せない。それから、致命的な手違い(エラー)が起こったらそれは現実世界での死を意味するからね。注意が必要だ。

3、君がどの物語に迷い込むかは、僕にもわからない。だけど、ここに書かれているのはすべて有名な童話だし、すぐにわ


アリアンロッド2E・リプレイ・ストレンジャーズ ~異世界で冒険者になろう~(菊池たけし/F.E.A.R.)(ドラゴンブック編集部) - カクヨム
「貴女ならできる、でやんす」謎の女神に導かれちゃった少女の冒険、開始!

 カクヨムをご覧のみなさま、初めまして。
 “リプレイ書いて30年”でお送りします、菊池たけし……通称きくたけでございます。
 
 さてさて、早速ですがこのサイトに小説をお読みにきた方に宣言しておきしょう。
 これより私が掲載させていただくのは、小説ではありません。
 そう―――

 いわゆる“TRPG”の“リプレイ”

 ……と呼ばれものです。
 おそらくこのサイトを読まれている方の中には、


幸村転生 ─ 転生したその世界に助け求める人がいるなら真田幸村はまた再びその剣を取る ─(石丸慎) - カクヨム
剣と魔法の異世界。「最後の戦国武将」は闘い抜く。

「死ぬには良(よ)い日だな」
 慶長(けいちょう)二十年五月七日の空は良く晴れていた。
 武将(ぶしょう)、真田幸村(さなだゆきむら)はその空を見(み)つめ微笑(びしょう)を浮かべている。涼やかでいて凛々(りり)しい男の顔には、その生きた歳月(さいげつ)を感じさせる年輪(ねんりん)が深く刻まれていた。背はそれほど高くないが、引き締まった体をしている。身にまとった真紅(しんく)の鎧兜(よろいかぶと


下ネタは異世界を救う(藤田アシシ) - カクヨム
異世界転生した俺、使えたのは白魔法でも黒魔法でもなく――エロ魔法だった

 ここは魔王の間。
 現在はラストバトルの真っ最中だ。

 魔王のこうげき!
 ゴオオオオオオオオオオ――ッ!!

「ぐあああああああああああああああああっ!!」

 炎をあびた俺は悲鳴を上げて、その場にひざをついてしまう。
 
「フハハハハッ! どうだ、この魔王が放つ自家発電(セルフバーニング)の味は」

 くっ、字面から雷魔法かと思ったら、まさかの炎魔法……火力発電ということか。

 魔王と


からあげは世界を救う!!(まるせい(ベルナノレフ)) - カクヨム
チートは唐揚!?職業は遊び人!?

 そこは白い世界だった。
 見渡す限り広く、何も無い。

「おほん」

 遠くには霧が立ち込めているが寒いという感覚は無い。むしろ暖かい?

「うおっほん」

 それにしてもどうせ夢を見るのなら美少女に裸で迫られる夢とかの方が良かった。

「うおおおおっほん!」

「うるせええええええ」

 俺は先程から煩い爺さんを大声で怒鳴りつけた。

「おおっ。気付いておったか」

 その爺さんは俺が相手を

まとめ

各作品200文字とはいえ、50作品以上となれば1万文字。全部読むのが大変でした……。

正直言うと、SFに比べると「最初の引付」は弱いかなって印象を受けました。というよりもテンプレであることを予想させる始まり」が目立ちます。おそらくその予想をある程度守りつつ、上手に裏切っていくんだろうなというのが私の予想です。さもなくば★300~という全体の0.5%にいられるはずもなく。200文字見る限りでは、文章的に「あれ?」って作品も確かにありますが、それでも★300を超えてるということは、それを凌駕する展開力があるということでしょう。

興味を持たれた作品があるのだとすれば、その「書き出し」があなたにフィットしたということです。もしかするといろいろヒントを得られる作品かも? 今回は作品カードをWordpressの機能で全付与していますので、ぜひこちらから飛んで行ってもらえればと思います。

今回の記事は参考になりましたでしょうか。

それでは良き執筆ライフを!

コメント

タイトルとURLをコピーしました