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	<title>スピンオフ | 文章で生きていく</title>
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	<description>主に小説関係の話をするかなと思うけど、基本雑多に。</description>
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		<title>【小説】アブストラクト・ストラトスフィア～闇に舞う空の女帝～</title>
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		<dc:creator><![CDATA[一式鍵]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 04 May 2019 11:18:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[オリジナル小説]]></category>
		<category><![CDATA[セイレネス・ロンド]]></category>
		<category><![CDATA[カクヨム]]></category>
		<category><![CDATA[カティ]]></category>
		<category><![CDATA[スピンオフ]]></category>
		<category><![CDATA[戦闘機]]></category>
		<category><![CDATA[短編]]></category>
		<category><![CDATA[航空戦]]></category>
		<category><![CDATA[転載]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>「カクヨム」からそのまま持ってきました。→元URLこんな具合に、短編などもこちらのサイトに掲載（転載）していこうと思います。本作品は「セイレネス・ロンド」由来の短編です。同作品の主人公の一人、カティ・メラルティンが主役で [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://ken1shiki.xyz/%e3%80%90%e5%b0%8f%e8%aa%ac%e3%80%91%e3%82%a2%e3%83%96%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%88%e3%82%b9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2%ef%bd%9e%e9%97%87/">【小説】アブストラクト・ストラトスフィア～闇に舞う空の女帝～</a> first appeared on <a href="https://ken1shiki.xyz">文章で生きていく</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><span class="fz-12px">「</span><strong><span class="fz-12px">カクヨム</span></strong><span class="fz-12px">」からそのまま持ってきました。</span><a rel="noopener" aria-label="→元URL (新しいタブで開く)" href="https://kakuyomu.jp/works/1177354054889425171" target="_blank"><span class="fz-12px">→元URL</span></a><span class="fz-12px"><br>こんな具合に、短編などもこちらのサイトに掲載（転載）していこうと思います。<br>本作品は「</span><a rel="noopener" aria-label="セイレネス・ロンド (新しいタブで開く)" href="http://seirenesrondo.xyz" target="_blank"><strong><span class="fz-12px">セイレネス・ロンド</span></strong></a><span class="fz-12px">」由来の短編です。同作品の主人公の一人、</span><strong><span class="fz-12px">カティ・メラルティン</span></strong><span class="fz-12px">が主役ですからね。でも、一切知識なくても読めるようには書いたつもりです。一部特殊用語は出てきますが、気にしないで大丈夫です。</span><br><span class="fz-12px">それではどうぞ、お楽しみくださいませ。</span></p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">アブストラクト・ストラトスフィア</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">～闇に舞う空の女帝～</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">アブストラクト・ストラトスフィア</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">～闇に舞う空の女帝～</span></h3>



<p> 　<ruby>抽象世界の成層圏<rt>アブストラクト・ストラトスフィア</rt></ruby>――今や航空戦闘というのは抽象的だ。<ruby>物理<rt>フィジック</rt></ruby>と<ruby>論理<rt>ロジック</rt></ruby>のぶつかり合い。どちらが負けても死ぬ。それが現代の航空戦闘だ。 </p>



<p>　まして――アタシは邪念を払う。夜の海はひたすらに不気味だ。その不気味の中に、アタシの中のノイズを散らす。闇との和解。一時的な休戦協定。</p>



<p>　その一方で。</p>



<p>　アタシは負けるわけにはいかない。星々が貼り付けられた<ruby>成層圏<rt>ストラトスフィア</rt></ruby>には、幾十もの敵の姿がある。見えない。レーダーにも映らない。だが、アタシには<ruby>認知<rt>わか</rt></ruby>る。奴らがいる。待ち構えている。アタシを。</p>



<p>　アタシはヘルメットのバイザーを下ろし、機械的に言った。</p>



<p>「アドラステイアCIC、状況報告」</p>



<p>『CICより隊長、敵機、依然発見できず。本当にいるんですかい？』</p>



<p>「間違いない」</p>



<p>　今は<ruby>歌姫<rt>セイレーン</rt></ruby>たちもいない。母艦アドラスティアの周辺海域五百キロには、漁船の一つもいやしない。そしてヤーグベルテ最強の飛行隊、エウロスを救援に来られる部隊などありはしない。支援が必要な状況に陥ったとしても、参謀部は救援を許可しないだろう。無駄な犠牲を出さないために。</p>



<p>　ナイトゴーントD型――アーシュオン最強の戦闘機。セイレネスを搭載した恐るべき群体。ディーヴァを中心とした恐るべき<ruby>戦闘端末<rt>アグレシヴノーズ</rt></ruby>。それが今、アタシに見えている敵の姿だ。</p>



<p>　あれを本土に近付けさせるわけにはいかない。だが、あれを<ruby>邀撃<rt>ようげき</rt></ruby>できるのは……撃墜できるのは、今はただ一人。すなわちアタシだけだ。</p>



<p>『しかし隊長――』</p>



<p>　CICで指揮を執っているエリオット中佐が何か言おうとする。しかし言わせない。</p>



<p>「アタシ一人で十分だ」</p>



<p>『しかし！』</p>



<p>「どうせ奴らを撃ち抜けるのはアタシとこのエキドナだけだ」</p>



<p>　愛機エキドナ。ヤーグベルテ唯一の――。</p>



<p>　その時、アタシの頭の芯に何かが突き刺さった。目の奥が眩しい。</p>



<p>　時間がない。アタシは瞬時に判断した。</p>



<p>「カティ・メラルティン、出る！」</p>



<p>　戦艦空母アドラステイアから射出されたエキドナは、一挙勇躍してアタシを奴らの待ち受ける<ruby>成層圏<rt>ストラトスフィア</rt></ruby>へと運んでいく。</p>



<p>『隊長！　無茶だ！　本当に奴らがいるのだとしたら……！』</p>



<p>「奴らをマリオンたちにぶつけるわけにはいかない。それにエウロスを目減りさせるのも得策ではない。そして奴らの狙いは、このアタシだ」</p>



<p>『死ぬつもりですか、隊長！』</p>



<p>　エリオット中佐、あんたは本当にいいヤツだ。以前もこんなことがあったっけな。</p>



<p>　アタシは少し笑ったかもしれない。</p>



<p>『今からでも第一艦隊と合流すれば……！』</p>



<p>「これは奴らを減らす好機でもある！」</p>



<p>　神出鬼没な奴らのために、幾人の歌姫たちが犠牲になったか。幾千人の海軍兵士が殺されたか。</p>



<p>「わざわざ奴らから出張でばってくれたんだ。歓迎するのがマナーだろ」</p>



<p>『無茶だ！　何機いるかもわからないでしょ！　隊長、撤退するべきです。ジギ１だってそう言ってる！』</p>



<p>「悪いな、命令だ。転進しろ。奴らとの和解はありえないだろ？」</p>



<p>　もう<ruby>頃合<rt>ころあい</rt></ruby>だ。</p>



<p>　ノイズを一切合切排除した星空が、見える。レーダーは静かなものだ。これが数年前なら、アタシは気でも触れたかと言われているところだろうけど、奴らの存在はアタシを逆に正気にさせている。奴らのおかげで、アタシは正気だ。</p>



<p>　アーシュオンの歌姫たち。彼女らを倒さない限り、ヤーグベルテは滅ぶ。あの子たちが想い憂い守った<ruby>母国<rt>ヤーグベルテ</rt></ruby>――ろくでもない国家であることは事実かもしれない。だが、それだけでアタシには守る理由になるんだ。</p>



<p>「哀しい思いは、もうたくさんだ」</p>



<p>　見えた。</p>



<p>　アタシは暗闇を見据える。奴らが見える。アタシには見える。</p>



<p>　虚空に向かって、多弾頭ミサイルを盛大に放つ。</p>



<p>　数百もの弾頭が海に落ちる天の川に吸い込まれていく。</p>



<p>　アタシは舞う。エキドナが踊る。</p>



<p>　うんざりするほどの<ruby>PPC<rt>粒子ビーム砲</rt></ruby>の火線をすり抜ける。被弾はナシ。機体ダメージもない。さすがはエキドナだ。</p>



<p>　空が炸裂する。夜闇が烈火爆炎に彩られる。アタシは舞い続ける。エキドナが光の矢を放つ。</p>



<p>　奴らの先頭集団が吹き飛んだ。奴らを<ruby>墜<rt>お</rt></ruby>とせるのはアタシだけ。切り札たる歌姫たちにぶつけて良い相手ではない。奴らはアタシが引き受けなければならない。</p>



<p>「なに、今に始まったことじゃないさ」</p>



<p>　CICからエリオット中佐が何か叫んでいたが、アタシは聞き流した。注意を逸らす余裕などなかった。</p>



<p>「ヴェーラ、ベッキー……アタシを守れ！」</p>



<p>　ここで死ぬ気か？</p>



<p>　そんなはずがあるか――！</p>



<p>　アタシはたとえ奴らが百機いたって負ける気はしていない。</p>



<p>　空の女帝――アタシは空を支配する。なんぴとにもこの空を侵させはしない。</p>



<p>　アタシのイメージと寸分たがわぬ正確さで、エキドナの<ruby>電磁投射砲<rt>レールガン</rt></ruby>が空域を薙ぎ払う。</p>



<p>「電力供給、遅い！」</p>



<p>『これでも全力ですよ、隊長！』</p>



<p>　<ruby>論理観測方程式<rt>フォーミュラ</rt></ruby>が途絶えがちだ。これでは大量に電力を消費する<ruby>電磁投射砲<rt>レールガン</rt></ruby>は使いにくい。<ruby>PPC<rt>粒子ビーム砲</rt></ruby>も然りだ。</p>



<p>　奴らは夜に溶ける。レーダーでの観測はもちろん、視認することすら困難――いや、事実上不可能だ。だが、アタシには見えている。敵の動きが全て見えている。意識に先駆けて無意識が動く。まるで何者かに操られているかのように、自動的に。</p>



<p>「二十四機」</p>



<p>　二十五機。</p>



<p>　二十六機。</p>



<p>　――淡々と撃ち落としていく。</p>



<p>　アタシの身体はもう限界を訴えている。視界が仄赤い。加速度が容赦なくアタシを殴打する。だが、苦痛ではない。まだ生きている。それだけだ。</p>



<p>　これでアタシの生涯撃墜数が千機を超えた。初代暗黒空域を超えた。</p>



<p>「だが、まだ終われない」</p>



<p>　アタシは守ると決めた。この国を。<ruby>歌姫<rt>セイレーン</rt></ruby>たちを。</p>



<p>　ていうかさ、アタシが死んだら誰があの子たちのお守りをするって言うんだい、ヴェーラ？</p>



<p>　――だよね、カティ。わかってる。全部任せるよ、ユーハヴ、だよ。</p>



<p>　声が聞こえた。いつもだ。エキドナで戦っていると、いつもあの懐かしい声が聞こえてくる。幻聴かもしれない。だが、それでも良かった。これがアタシが戦闘機を、エキドナを降りない理由だ。まだ戦えるか、もう戦えないか。そんなことは些細な問題だった。ただ、アタシは声を聴きたい。それだけなんだ。</p>



<p>　アイハヴ――アタシは呟く。</p>



<p>　多弾頭ミサイルが網のように迫ってくる。ビームの<ruby>閃戟<rt>せんげき</rt></ruby>も四方八方から襲い掛かってくる。暗い空を引き裂く赤い<ruby>機体<rt>エキドナ</rt></ruby>。<ruby>母艦<rt>アドラステイア</rt></ruby>からはどう見えているのか。</p>



<p>「フッ……！」</p>



<p>　息を吐く。網の目をくぐる。反転して追いかけてくるミサイルたち。アタシは海へと加速する。脳の血流が止まる。目が痛む。だが、まだだ。まだこんなものじゃない。</p>



<p>　海面に激突する寸前で、アタシは急上昇をイメージした。両手は無意識に仮想キーボードを叩き、両足は思い切り突っ張られていた。エキドナの腹が<ruby>凪<rt>な</rt></ruby>いでいた海面を抉る。衝撃波が潮の柱を打ち上げる。アタシは肋骨の数本を犠牲にして、ミサイルとビームの群れをやり過ごした。</p>



<p>「あと十機！」</p>



<p>　意識しろ。意識しろ。意識しろ。見えないのではない、見ていないだけだ。</p>



<p>　奴らはアタシたちの意識から姿を消す。奴らはアタシたちの意識にセイレネスを以て干渉してくるのだ。だから対抗できるのは――今ここには――アタシしかいない。</p>



<p>「舞え、エキドナ！」</p>



<p>　アタシは叫ぶ。がちんと歯が欠けた。もう慣れっこだ。電磁投射砲を投棄し、その重量差分で加速する。ベテルギウスが近付く。スピカが視界の端に消える。群れる敵機を劣化ウラン弾の雨で蹴散らした。</p>



<p>「……！」</p>



<p>　残り一機。</p>



<p>　ベテルギウスの真下に浮かぶそれは――。</p>



<p class="has-text-align-center">-了-</p><p>The post <a href="https://ken1shiki.xyz/%e3%80%90%e5%b0%8f%e8%aa%ac%e3%80%91%e3%82%a2%e3%83%96%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%bb%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%88%e3%82%b9%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%a2%ef%bd%9e%e9%97%87/">【小説】アブストラクト・ストラトスフィア～闇に舞う空の女帝～</a> first appeared on <a href="https://ken1shiki.xyz">文章で生きていく</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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