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映画「沈黙の艦隊」

本日初日の「沈黙の艦隊」を観てきました!

私は原作未読勢なのであまり突っ込んだ話はできないんですが、映画としては一言、とてもおもしろかったです。勧善懲悪とかそういうのでは全然なく、むしろ伏魔殿というか跳梁跋扈する思惑・勢力の中に、二振りの刀が交錯するとか、そういう印象。大沢たかお、玉木宏がとにかくかっけえ。政府サイドもキャラがみんな立っていて、良い意味で非常にわかりやすかった。それぞれの思惑や理想、言いたいことがはっきり伝わってくる演出もGood。あ、あと、個人的にはユースケ・サンタマリアのキャラが一番好きです。プロフェッショナル!って感じのする、いわば職人的なキャラで、劇中でも実にいい仕事をします。というか、ずっといい仕事をしてます。

無論、潜水艦バトルシーンも圧巻。地味めになるんじゃないかな、戦闘……と思っていたんですけど、そんなことは全然なくて、いやぁ、これは「見せ方」の勝利ですね。音楽使ったり(物理)してるところも実に計算高い。各種兵器の描き込みもすごくて「ああ、これこれ、こういうのが観たかったんだよ」ってなる感じ。

全体的に言ってとても「わかりやすい」映画で、でも薄っぺらさは全然ない感じ。私は知らぬ間に右手を握りしめていたみたいで、映画が終わる頃には手が痺れていました。なんだったんだ。でもそのくらい終始緊張感にあふれる作品でした。一息つく暇がまるでない。密度の高い映像でした。

B’zが提供した”DIGNITY”。Adoによる歌唱も大音量で大変よろしかったです! ちなみにDIGNITYは「尊厳」とかそういう意味ですね。

たぶん、というか、絶対にこれ続編あるので、その辺も期待したいですね。

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