小説に対するファンアートについて

エッセイ

小説を書いていて最高に嬉しいもの。それは人によって様々あると思います。
感想・レビュー・評価……なんかは(興味ない人もいるかもしれませんが)「もらって嫌な人」はほぼいないと思います。あ、「感想じゃない類の感想」は除きますよ。誹謗中傷もってのほかです。

つまるところ「リアクション」が欲しい生物なんですよ、我々は。何事にも例外はあると思いますが、多かれ少なかれそういう願望を持っている人がほとんどだと私は確信しています。少なくとも「リアクションされるのが嫌」って人はWEB小説にいないと思いますし、いなくなればいいと思いますよ(※場違いってやつですね)。

私たちは「文字」を書く人です。文字列の組み合わせで画像や映像を作り出す類の「変な人」ですよね、我々小説書きは。中にはビジュアライズもできる人もいますが、基本的に作家が自分で描くイメージイラストは、作家自身の脳内ビジュアルを超えられません。たぶんこれ、ちょっとは絵を描ける作家さんなら共感してもらえると思います。「俺の●●はもっと美人だ!」とか。私がよくこの状態になります。

であるからこそ、「ファンアート」なんてもらうと作家は死にます。即死です。「ありがとうござ」くらいまでしか打てずに死にます。絵師さんや絵師さんを目指す人からは、「自分の絵でイメージを壊したらどうしよう」とか「逆に不愉快にさせるんじゃないか」とか心配する声を聞きます。「自分の絵がさも公式のようになっても(ほかの人のイメージの邪魔をしてしまうようで)困る」とか。

何をおっしゃる。私は言いたい。

最強のリアクションなんです。というのは。文字を変換した結果生まれたビジュアルを、作者以外の人が作ってくれるというのは!!! 私個人で言わせてもらうと「作品を読んだうえで自主的に絵にまでしてくれる」なんて死ぬほど嬉しいですよ。嬉しくない人いるんですかってくらいです。少なくともそんな人は少数派です。断言します。なので、バシバシ送り付けてやってほしいと思います。ツイッターでいきなりばーんてやるのに抵抗があるならDMで「描いたんですけど、見ます?」って一言訊いてみればいいんですよ! そのあとは作者の意思にゆだねられますからね、公開するにしてもしないにしても。

とにかく描ける人が描きたいと思ったものを描かないのはもったいない。描ける人はとにかく描くべき(もちろん、その作品を読んで「あ、これ描きたい!」って思ったなら、ですよ)です。そして描いたら、とりあえず作者に見せて、作者が悶えて死ぬのをニヤニヤと眺めているべきです。

というわけで、ファンアート待ってます(それかよ)

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