スポンサーリンク

OpenPNEインストール手順@エックスサーバー

資格・勉強・学習

OpenPNEやばい

最近、とある事情で「OpenPNE」を使ったSNSコミュニティを作ることになりまして、そのお手伝いと動作検証等々をすることに。最初は軽い気持ちで「ひさしぶりのTera Termだー」って感じだったんですが、なにこれ、めっちゃてごわい! OpenPNEヤバイ、マジヤバイ! ってなって、一式鍵の技術屋魂が久しぶりに炎上。

結論としては何とか動かせるところまで持っていけました。既存のサイトは正直ほぼ役に立ちません。片手落ち。しかし私の以下の手順を見れば、起動から招待 or 登録などなどまで一通りできるようになります。ただし、カレンダープラグイン(opCalendarPlugin)、こいつだけは解決できませんでした。

まずは↓を借りる所からです。

エックスサーバー

作業手順

ダウンロード→FTPでアップロード

OpenPNE公式よりダウンロードします

★OpenPNE公式はこちら

基本的に最新版でいいはずです

ファイルの解凍

任意の場所にzipファイルを解凍してください。zipファイルは残しておきましょう。

FTPソフトを使ってアップロード

まずはFTPソフトを手に入れてください(FFFTPなど、何でもよいです)

★FFFTPはこちら

エックスサーバにてFTPアカウントを作ります

サーバにアップロード

参考までに、接続設定はこんな感じ。この辺は気合で乗り切って欲しい。難しくないので。

public_html内にUPLOAD

ドメインのすぐ下に「public_html」があるので、何も考えずにUP。かなりの時間がかかるので、寝る前にやるなどすると良い。また、途中で「アップできない」ファイルも出てくるが、私は全部無視してアップロードを継続しました。

MySQLの設定を実施

エックスサーバのサーバパネルに「MySQL設定」があるので、「①MySQL追加」→「②MySQLユーザ追加」→「③MySQL一覧」でユーザを追加したSQLに追加します。それぞれの情報が必要になります。覚えておきましょう。

忘れがちなのがホスト情報、↑の③のところの画面下部にこのような情報があるので、控えておきます。

PHPのバージョンを変更する

残念ながら、OpenPNEの現行版は、PHP7~では不安定(動かない?)ようです。サーバーパネルで「5.6」に変更してください。

私はしばらくコレでハマりました。5.6.36は正式サポートされているので、これにしてください。

Config系のコピー&リネーム&書き換え

コピーして.sampleを削除

最初の方で「解凍」したフォルダのすぐ下に「Config」フォルダがあります。この中にある二つのファイルをコピーして、拡張子になっている「.sample」を削除します。↓の図のようになるはずです。

OpenPNE.ymlを加工

コピーして.sampleを取り除いたファイル、「OpenPNE.yml」の以下の個所を修正します。最初の部分だけです。

base_url =”ドメイン/web/”にする。万が一間違えても、修正後再度このファイルをアップロードし、「管理画面」の「SNS設定」から「キャッシュを削除する」ことで適用させられる。困ったらキャッシュのクリア。大事。

SSH設定からのTera Term起動→接続

ハマる人の多いのがこのSSH。

サーバパネルでSSHをONにし、鍵を登録

ここを「ON」にしていないと何もできません。

次に隣の「公開鍵認証用鍵ペアの生成」で「パスフレーズ」を入力。必ず覚えておきましょう。設定すると、「公開鍵(なんちゃら.key)」というファイルがダウンロードされます。

さらにその次のタブ「公開鍵登録・設定」に進みます。「登録済み~」の文字があるので、それを押して「確認」ボタンをおします。これで準備完了です。

Tera Termを入手

★Tera Termはこちら

Tera Termの初期設定を実施

Tera Term起動(接続ウィンドウはキャンセル)→「設定」→「SSH認証」

「新しい接続」では「ポート番号」を「22」から「10022」に変更。入力値が間違えていなければこれでつながる。

インストールの実施

以下のように入力する。選択の余地はないので、このまま。

インストールが完了すると、今度は各種情報を訊かれる

  1. mysql
  2. MySQLで追加したユーザ名
  3. そのパスワード
  4. mysqlで始まり.xserver.jpで終わるホスト名
  5. MySQLで追加したデータベース名
  6. 「y」を押下

これでインストールは完了する

.htaccess を書き換える

.htaccessを以下のように二箇所、書き換える

ここまでで一通りOK

管理者ページでの設定

新規登録の方法を決める

①→②→③の順に押下


「設定変更」を押して確定。これでログイン画面に「新規登録」が出現します。

既存のプロフィール設定を変える

たとえば「性別」が「男性」と「女性」だけなことに抵抗を示すこともあるでしょう。ここでは「謎」という性別を追加してみます。以下の手順の通りです。

/lib/config/config/preset_profile.yml  にある以下の部分に書き加えます。

これだけでも動くのですが、どうせなら日本語に対応させましょう。

/apps/api/i18n/messages.ja.xml
/apps/mobile_frontend/i18n/messages.ja.xml
/apps/pc_backend/i18n/messages.ja.xml
/apps/pc_frontend/i18n/messages.ja.xml

上記4ファイルは開いてみればわかるはず。更新したら、それぞれに適した場所にアップロードしてください。

プラグインを適宜インストールする

実はこいつらが曲者です。インストールだけなら良いのですが、実装すると不具合が……。でも実装しても管理画面から「利用しない」ことにすればなんとかなるので、とりあえずお好みを。

★公式サイトのこのページからコマンドの取得ができます

それぞれ気に入ったプラグインを叩くと別窓が出てきますが、一か所そのままじゃダメな所がああります。↓の画像の最下部、「target」のところ。1行目はそのままコピペで良いのですが、2行目はtargetの前は「–」なので、必ず書き換えるようにしてください。

エラー無くインストールできればOK,いよいよ公開です。

公開

というわけでめでたく公開

http://ドメイン名/web/ で、ログイン画面。(id:sns@example.com password:password)

http://ドメイン名/web/pc_backend.php で、管理画面。(id:admin password:password)

アクセスできることや、ユーザ作成・招待ができることを確かめて完了です。

以上、参考になりましたでしょうか。

コメント

  1. […] OpenPNEインストール手順@エックスサーバー […]

タイトルとURLをコピーしました